菜の花少女は知っている【KZ】

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若武と忍以外は笑い、若武は顔を真っ赤にして怒り出し、怒鳴(どな)られてる本人はキョトンとしている｡

ああ天然って怖いね・・・。

「七鬼はいいやつなんだけどさ、天然すぎるよね。」

小塚くんが、苦笑(くしょう)する。

そうだよねぇ、少し前まで引きこもりだったから仕方ないんだけど。

ていうか話それすぎじゃない？

「リーダー、話が脱線(だっせん)しています。続きをどうぞ。」

ハッとした若武は、自分の使命に気づいたのか、咳払(せきばら)いして言った。

「諸君(しょくん)、私語(しご)は慎(つつし)むんだ。今は会議中だぞ。」

会議っていってもただ若武の推しについて語ってるだけだけどね。

私は気になることがあったので、挙手(きょしゅ)をして発言許可を求めた。

「アーヤ、発言を許可する。」

上杉くんがウエッとした顔をする。

きっと、いちいち許可を求めなくちゃいけないなんて、まわりくどいとか思ってるんだろうな。

「えっと、みんなはその𝕟𝕒𝕟𝕒さんのこと知ってるの？」

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美門翼「続き読みたかったらコメ欄で急かせば急いで更新するでしょ。」（頬杖をついて、ニヤリ）

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