友の部屋で ページ37
"今夜うちで待ってる"
チャンミンに癒されて終わりじゃない
ユノくんの話を聞いた翌日の昼過ぎ
瞳子から連絡が来た
私を避けていたのか、会社では瞳子の姿を見掛ける事はなく
だからといって、私から総務にまで足を運ぶ事もなかった
「いらっしゃい(^^)入って、入って」
出迎えてくれた瞳子はいつもと変わらない
「ご飯まだでしょ？Aの分も作ったから一緒に食べよ」
「…一緒にご飯を食べる為に私を呼んだんじゃないでしょ？」
初めてお邪魔した瞳子の部屋
見覚えのあるキャップがソファーに転がってる
CHANELの香水も目に留まった
この部屋にユノくんが感じられる
「そう…だね…じゃぁお茶淹れるから待ってて、美味しい紅茶があるんだ(^^)」
淹れてくれた紅茶は瞳子が好きなカモミール
薫りも良くて本当に美味しい
「このカモミールね、ユノくんが買ってきてくれたの」
何の前触れもなくユノくんの名前が出てきてドキッとした
「私、ユノくんのこと好きになっちゃった」
直球なんて瞳子らしい
「ついこの間離婚したばっかりなのに、何やってんの？って感じよね？(笑)」
「…東方神起って知ってたのね？」
「最初は気付かなかったよ。５年も日本を離れてたからね(苦笑)」
「どうしてユノくんなの？ユノくんには付き合ってる子がいるって知ってたでしょ？」
「…年下で凄く可愛いんだってね…ユノくんデレデレで教えてくれたの(笑)」
その千尋ちゃんにデレデレだったユノくんは、今じゃあなたに気持ちが移ったのよ
「鼻の下をこれでもかってくらい伸ばして(笑)
だけどいい顔だった…あんなのあの子のファンが見たら絶叫・卒倒もんよ(笑)」
「まさかその顔にやられちゃったの？」
「そんなわけ無いじゃん(笑)」
そうよね
瞳子は昔からそんな簡単なきっかけじゃ男に堕ちない人だったもの
「どうしてあの日、ユノくんを飲みに誘ったのよ？」
「話を聞いて欲しかったの」
「話なら私が…」
何のアドバイスも出来ないけど、話を聞くくらいなら私にだって
「…Aはさ、異性の優しさが恋しくなった事ってない？
肌を触れ合わせたいとかじゃなくて、ただ優しくして欲しいって…」
それは分からない事もない
同性では埋められない何かを異性に求める
そういう人は少なくない
だだそれは私は経験した事のない気持ちなのよ
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りんご(プロフ) - 涙がとまりませーーん(TT)(TT)ちひろちゃんをどうかどうか幸せにしてあげてください！！で、ユノのことなんかすーーっかり忘れさせてあげてーー泣。 (2019年11月11日 18時) (
レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - momoさん» ユノと瞳子さんは簡単には上手くいかないでしょうね…いつまで続くか高みの見物ですわ(｀∀´) (2019年11月9日 15時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 沙羅さん» ちぃ坊にはこの先、良い事しか待ってない！あの二人は分からんけど…( ￣▽￣) (2019年11月9日 15時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - norikoo0310さん» ユノたちがあっという間に冷めてしまったら"なんだコノヤロー！(怒)"ですよねσ(^_^;)かといって幸せになっても欲しくないしなぁ… (2019年11月9日 14時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 相手の気持ち、本心を目の当たりに聴くのって辛いですね。あれだと楽しかった思い出も否定されたようで辛いです。 (2019年11月5日 11時) (レス) id: 391557b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2019年10月6日 22時
