またひとつ ページ30
〜チャンミンside〜
昨夜、俺が押してしまったAさんの変なスイッチはまだ押されたままのようで
普段なら絶対俺の正面に座るのに
コーヒーを淹れて戻って来たら、そのまま俺にくっつくように座ってたAさん
俺は調子に乗って肩なんか抱いたりして♪
Aさんはなんかプリプリ怒ってるけど
俺はまたひとつ幸せを噛み締めた
「もうっ！パンがないなら朝ごはんはお米炊くわよ！それで良いわねっ？」
「はーい(笑)」
こういう時、Aさんの口調が強くなるのは恥ずかしいから
面倒くさいけど可愛い人(笑)
この人ともっと幸せになりたい
「やっぱり朝ごはんはパンにしましょう」
「え？だってパンは買ってないんじゃ…」
「買いに行こ」
「は？私とチャンミンで買いに行くの？」
「はい(^^)この辺あんまり人いないし大丈夫ですよ。さ、行こ行こ♪♪」
本当はどこで誰が見てるか分からないから、いくら人がいなくても大丈夫なんて保証はない
だけど
初めての旅行
婚約記念旅行
二人だけの思い出が欲しい
「本当に大丈夫？」
「大丈夫」
心配そうなAさんの手をとって少し先のパン屋まで買い物デート
「これはマズイでしょ！？」
「大丈夫♪大丈夫♪おっ、クワガタ発見！！」
夏の早朝
田舎の畦道は男子が喜ぶ昆虫の宝庫
「ほら！結構デカイ」
「イヤーーーーーーーーーーーーーーー！」
クワガタを捕まえてAさんにも見てもらおうとしたら大絶叫
俺に背を向け、両手で顔を覆いながらしゃがみこんでしまった
「キライ？」
「嫌いよ！大嫌い！！早く逃がしてよ！！」
「カッコイイのに…」
「キミの方が何倍もカッコイイから！とにかくソレは早くどっかにやって！！」
クワガタと比べられても…
まぁそんなにキライならクワガタとはサヨナラしよう
「もう逃がしました」
「…本当に？」
「ホントに！」
「あぁもうビックリした…ったく、変なモン捕まえないでよ」
立ち上がって俺を見たAさんは涙目で、イタズラ心がムクムク
「あ、Aさんの肩に…」
「キャーーーーーー！！」
またまた大絶叫で俺に飛び付いてきたAさ
ん
期待通りの反応(笑)
「ウソです(笑)」
「バカ！！(怒)」
「すみません(笑)パン屋行きましょう」
またAさんと手を繋いで向かうパン屋
まだバカ、バカと文句を言ってるAさんも俺の手を握り返してくれる
ありふれた事かもしれないけど
またひとつ
幸せが増えた
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純蓮(プロフ) - ももさん» ももさん、こんばんは！なかなかチャンミンに練習の成果を披露するチャンスが訪れません…(汗) (2019年9月7日 21時) (
レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» 千衣さん、こんばんは！待って頂けてありがたいです！ (2019年9月7日 21時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、こんばんは！チャンミンいまだ言えず終いです(笑) (2019年9月7日 21時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 純蓮さん こんばんは。チャンミンのことたからたくさん調べたんでしょうね。難しい本とかYouTubeとか。舞い上がってるご両親と テンパってるチャンミン。どちらが勝つんだろ？めっちゃ楽しみです。帰ってからのお仕置きも気になりますやん… (2019年9月3日 21時) (レス) id: 7e500228d3 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - いつまでも待ちますとも♪ (2019年8月24日 21時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2019年7月21日 17時
