救出 ページ30
［お前のカワイ子ちゃんは預かった
返して欲しかったら○○まで来い］
チャンミンとの約束の時間を30分オーバーしてしまい
大急ぎで携帯をチェックすると杉野からおかしなメッセージが届いていた
カワイ子ちゃん？
なによそれ
まぁこんなのどうでもいいわ
杉野のお遊びに付き合ってる場合じゃない
メッセージは無視し、チャンミンの携帯を鳴らす
『はいはーい？Aー？』
だ、誰！？
私はチャンミンの携帯に掛けたはず
それなのに変な男が出た！から思わず切ってしまった
登録してある番号を呼び出してタップしたんだから間違えるはずが…あ！もしかして杉野！？
もう一度チャンミンの携帯を鳴らす
『切るなよなぁ』
この声はやっぱり杉野！
「何でアナタがその携帯に出るのよ！」
『line見ただろ？(笑)』
「カワイ子ちゃんってチャンミンの事！？」
『早く来いよ〜』
「早くって…え？ちょっと！もしもし！？」
切ったわね…
何でチャンミンと杉野が一緒にいるの！？
もう何が何だかんだ全然分からない！
とりあえず一目散に指定された杉野行きつけのお店に向かった
到着するなり案内された部屋の襖を勢いよく開ける
「チャンミン！！大丈夫！？」
「Aさん、お疲れ様(^^)」
にこやかに迎えてくれたチャンミンにホッとした
「出たな。性格ブス女♪」
「うるさい。歩く下半身」
「なんだよ！お前のカワイ子ちゃんを可愛がってやってたのに！」
「そんなこと誰も頼んでないわよ！」
プライベートだとコレだから嫌なのよ…この男は
「チャンミン、キミは何で知らない人にホイホイ付いて行くのよ」
「いや…全く知らなくは…金曜の夜にAさんと一緒にいたし…」
だからって…
全くキミは…しっかりしてると思ってたのに意外と目が離せない子なのかしら…
「お前、来て早々ギャンギャンうるさいよ？」
「コレが黙らずにいられますか！」
「だからお前は可愛くないんだよ」
「別にアナタに可愛いなんて思われたくないわ(呆)チャンミン、帰りましょう」
「え？良いんですか？」
「良いわよ。ホラ…」
チャンミンの腕を引っ張り無理矢理腰を上げさせた
チャンミンは無事救出完了
「今度ゆっくり飯でも食おうぜ」
「今の仕事が終わったらね」
杉野みたいな男なんて大嫌い
だけどなぜか気が合ってる
そうね
久々に食事くらい付き合ってあげても良いかしら
だけどその時はチャンミンも一緒よ
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とんこ - え〜完結ってなってたからシリーズ最初から読んじゃったけどこれひょっとして区切りも着いてないですよね。折角面白かったのに残念。こんな気持ちになりたくなくて完結作品捜して読んだのに (2019年1月4日 8時) (
レス) id: ea70574319 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - ベルギーを称賛ってさすがだね (2018年7月3日 18時) (レス) id: b2dbe2074b (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» ちょっとアホっぽいチャンミンにどんどんにやけちゃってください(笑) (2018年6月30日 9時) (レス) id: a8649ab444 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 純蓮さんの言葉のチョイスが４０代の私にはツボです。『浮かれポンチ』＝この作品のチャミ、当分ツボってにやけるヤバイ人になるな〜 (2018年6月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年6月16日 22時
