デート ページ37
「いやー、キミとデート出来るなんて思ってもみなかったから嬉しいなぁ(^^)」
「だってAさんの事で話があるって…」
だから俺はこうしてこの間拉致された居酒屋に来てるわけだし
別に好き好んでスギノさんの誘いにのったワケじゃない
「アレ本気にしたんだ？」
「はい？」
「Aなんてキミを呼び出す口実(笑)」
「はあ？だったら何で僕を誘ったんですか？」
「ほらぁキミって可愛いからさぁ(^^)」
「ん？」
「割とその顔タイプだったりするわけよ(^^)」
ちょっと待て
おかしな方向に話が進み出したぞ
「俺可愛いく甘えてくれる女の子が大好きだけど、キミみたいなカワイ子ちゃんも大好物なんだよなぁ♪」
ソッチ！？
スギノさんって両刀！？
俺、ここにいたら確実にヤバくね！？
「あ、あの、僕今日はちょっと用事が…」
これは非常にマズイ事態になったぞ
狙われてる
俺の純潔が狙われてる！！
「なぁんてな♪冗談だよ(笑)」
「へっ…？」
「キミが可愛いのは本当だけど、俺は女の子しか好きじゃないし。しかも若くて可愛い子な(^^)」
なんだこの人…
絡みにくい…
「じゃぁやっぱりAさんの事で僕を誘ったんですよね？」
「まぁね」
「で？その内容は？」
「まぁまぁそんなに焦るなよ。飲みながらゆっくりな(^^)」
「僕はそれほど親しくない人とプライベートでゆっくりするつもりはありません」
「うわっ！仮にも俺はAより上の立場なんだから少しは気を遣えよ(笑)」
ちゃんと年上だってとこを気にして俺はアナタに敬語を使ってるじゃないか
「…ちょっとな、意外だったんだよ。Aが年下と付き合うのが」
「そうですか」
「俺が知るかぎり、Aの人生で年下って初めてだぞ」
「初めて？」
やった！
また１つ、Aさんの‘初めて’をもらえた！
もうこれで俺は満足♪
特に大事な話がある様子もないしさっさとAさんのとこに帰ろ♪♪
「じゃぁ僕はこれで…どうもご馳走さまでした(^^)」
「おぉい！まだ全然話もしてないし、まだ全然ご馳走もしてないだろっ！」
えぇぇぇぇぇ…
面倒くせぇ
「色々聞かせてくれよ」
「別にスギノさんには関係ないですよね？」
「いやいや、他でもないAの事だし、な？」
それを聞いたからって何なんだ
もしかしてスギノさんはやっぱりAさんの事を…
だったらハッキリ言っておいた方がいいのかも
俺とAさんはラブラブだって
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とんこ - え〜完結ってなってたからシリーズ最初から読んじゃったけどこれひょっとして区切りも着いてないですよね。折角面白かったのに残念。こんな気持ちになりたくなくて完結作品捜して読んだのに (2019年1月4日 8時) (
レス) id: ea70574319 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - ベルギーを称賛ってさすがだね (2018年7月3日 18時) (レス) id: b2dbe2074b (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» ちょっとアホっぽいチャンミンにどんどんにやけちゃってください(笑) (2018年6月30日 9時) (レス) id: a8649ab444 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 純蓮さんの言葉のチョイスが４０代の私にはツボです。『浮かれポンチ』＝この作品のチャミ、当分ツボってにやけるヤバイ人になるな〜 (2018年6月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年6月16日 22時
