ユノ再び ページ6
「A、例の車あがったから届けてきてくれ」
「えー？今からですかぁ？」
例の車とはユノさんが乗ってきたマネージャーさんのあの車
しかももうすぐ退社時間
もう帰る時間なのに〜
「貸してた代車で直帰して良いから」
「本当ですか？じゃぁ行きます」
「向こうさんには連絡してあるからな」
「はーい」
あの日の事は数日経った今でも夢みたい
本当にあのユノがうちの工場に来て、私と喋ってくれたんだなぁ
あんな事、もう二度と無いんだろうなぁ
ユノの事を考えながら着いたマンションはびっくりするくらい立派だった
東方神起のマネージャーともなるとこんな立派なマンションに住めるんだぁ
駐車場は地下だっけ？
えーっと…場所は…
「あー、あったあった」
徐行しながら探すと見慣れた工場の代車を発見
マネージャーさんはどこだろ？
社長、連絡したって言ってたよなー
車を止めて外に出ると代車の陰に人が座り込んでいた
あの人がマネージャーさんかな？
「お待たせしましたー！お車のお届けでーす！」
「あれ？キミが来たんだ？元気だねー(笑)」
「あっ！？」
代車の陰に座り込んでたのはユノ！
何で！？どうして！？
マネージャーさんは！？
「代車はずっとここに置きっぱなしだったんだよねー…ってどうかしました？」
「…い、いえっ！く、車！入れ替えます！！」
「お願いしまーす(^^)」
差し出された代車の鍵を震える手で受け取り急いで運転席へ
どうしよう！！
またユノに会っちゃった！
それにここは、このマンションは何！？
マネージャーさんのお宅じゃないの！？
再び有り得ない事が起きて焦った私は一発で車庫入れが出来ず、思いのほか時間が掛かってしまった
なんとか入れ替えを終え車から出るとユノの姿がない
えぇ！？夢！？
まさか！
鍵だってちゃんと受け取ったし！
「終わった？」
「きゃぁ！！」
背後から突然ユノの声
やっぱり夢じゃない！
「ごめんごめん(苦笑)はい、お駄賃(^^)」
「え？」
差し出されたのはコーラ
これを買いに？
てか、お駄賃って？
「お父さんの仕事の手伝いでキミが来たんでしょ？だからお駄賃だよ」
「は、はぁ…」
「あれ？コーラ嫌い？」
「い、いえ…」
「もしかしてお客さんからモノ貰ったのがお父さんにバレたら叱られる？
だったら俺とキミのヒミツね(^^)」
あぁ！
カッコイイ！カッコイイ！カッコイイ！！
だけど何やら勘違いしてない？
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アスカ(プロフ) - まさかのチャミをオッサン扱い〜。最高（d(-_^)good!!）です。 (2018年5月6日 23時) (
レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まゆまゆさん、おはようございます。いつも楽しく読ませていただいてます。ユノペンの私とすれば、ユノがお父さんなら眼が肥えるというヒロインの気持ち、物凄くよくわかります。自分の気持ちにも鈍感なユノが、愛しい！ (2018年4月22日 5時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、こんばんは！コメントありがとうございます♪ちょっと無神経発言のユノユノです(;^_^A (2018年4月17日 22時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あちゃー(笑)ユノくん、何てこと言うの！ヒロインちゃんが切なすぎる… (2018年4月17日 2時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年4月12日 22時
