守るから ページ31
落ち着いた様子だけど
俺の隣で俺に睨みをきかせてるAちゃん
えー・・・っと
何か気にくわなかった？
さっき俺がキツイ顔したから？
返事は急がなくていいって言ったから？…コレはないか
「正直に言っていい？」
「うん」
「ユノをね、好きになっちゃいけないってずっと自分に言い聞かせてたの」
「何で？俺が東方神起だから？」
「そうだよ…ユノは王様だから」
王様？
また随分とスケールがデカイな…
「手が届かないくらい遠くて高い所にいるの…私なんかが近付けないとこ」
「そんな所に俺はいないよ？ホラ、手なんて簡単に届く」
俺はここにいるよって
傍にあるAちゃんの小さな手を握った
「・・・神様がくれたスペシャルなプレゼントだから」
「なかなか粋な神様だね(^^)」
「だからこれ以上望んじゃダメなの…欲張ったらきっとユノはまた遠いところに行っちゃう」
「行かない…ずっとAちゃんの手が届くココにいる」
もしAちゃんが手に入るなら
俺から手離す事は絶対にしない
「それに・・・怖い」
「怖い？」
「‘バレたらどうしよう’
‘いつかバレちゃうんじゃないか’
そんなプレッシャーに耐えられない」
あぁそうか・・・
この子の睨みは不安の表れだったのかな
俺としては・・・
そうなったら一応、事務所には言っておこうとは思ってる
俺だっていい年齢だし、彼女の存在くらい報告したところで反対される事は無いだろう
ただ、他は気を付けないと
だけどそれをAちゃんが心配する事でもプレッシャーを感じる事でもない
「大丈夫、俺が守る…何があっても、いや、何もないように俺がAちゃんを守る」
もう俺が１人で守らなきゃならないものは殆どないんだよ
ずっと俺が１人で守り続けてきたと思ってたのに
いつの間にか俺と同じようにチャンミンも守っていて
俺１人がガムシャラにやんなくてもいいんだ
俺１人が全部を考えなくていいんだ
もうチャンミンに頼ってもいいんだ
少しくらい自分のプライベートに時間を使ってもいいんだ…って
そう気付いた時には肩が少し軽くなった
「Aちゃんを不安になんかさせない
Aちゃんはただ俺の傍にいて笑っててくれればそれでいい
そうなるように俺は全力でAちゃんを守るから」
口では何とでも言える
俺が出来る事なんてたかがしれてる
それでもAちゃんが欲しいんだよ
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アスカ(プロフ) - まさかのチャミをオッサン扱い〜。最高（d(-_^)good!!）です。 (2018年5月6日 23時) (
レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まゆまゆさん、おはようございます。いつも楽しく読ませていただいてます。ユノペンの私とすれば、ユノがお父さんなら眼が肥えるというヒロインの気持ち、物凄くよくわかります。自分の気持ちにも鈍感なユノが、愛しい！ (2018年4月22日 5時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、こんばんは！コメントありがとうございます♪ちょっと無神経発言のユノユノです(;^_^A (2018年4月17日 22時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あちゃー(笑)ユノくん、何てこと言うの！ヒロインちゃんが切なすぎる… (2018年4月17日 2時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年4月12日 22時
