選択 ページ39
わざわざ聞かなくても答えは分かってたわ
それでも肯定して欲しかったの
そして２人で無理や無茶はしないでいこうって言いたかった
「ごめんね…私はキミの為に無理や無茶は出来ない」
「俺だって本気でAさんに無理して欲しいなんて思ってないです…そりゃさっきはあんな風に言ってしまったけど」
ううん
きっとあれはキミの本音よ
そばにいればちょっとした表情や態度で私のチャンミンへの気持ちを理解してくれてるんだと思う
だけど離れていると私がチャンミンとの距離の取り方に気を遣えない
いや、ちゃんと考えれば出来る事なんだけど
それをしようとしない私がいる
それがチャンミンが不安になってる原因
「多分だけど…キミのその不安は消えることは無いと思うわ」
「・・・どうして？」
私は私のこのスタイルを変えようと思ってないから
チャンミンと付き合いだして、少しずつ自分が変わってきて
自分が変わってきた事に違和感があって
こんな自分イヤだなって思う事もあって
これ以上変わりたくなくて
チャンミンが望む私になるには多少なりとも自分自身に負荷を掛ける事になる
ちゃんとチャンミンが好き
なのにチャンミンの望む私になりたくない
「私が我が儘だから」
「そんなの最初から知ってます」
キミの知る私の我が儘なんて、今、私が考えている事に比べたら可愛いものじゃない？
「我が儘で自分勝手で…Aさんのそんな所を知っても困った事に好きな気持ちは変わらないんです」
ほら
そんな事を言うから私はまた安心してしまう
そしてまたキミは不安になる
「…おかしいわ」
「何が？」
「私ばかり安心してやりたい放題。キミは不安を抱えたまま。そんなのおかしいでしょ？」
「…それってどういう意味ですか？」
後はチャンミンの選択に任せよう
「ずっと不安を抱えたまま私と付き合っていく？それとも…」
「嫌です！Aさんは俺が人生をかけた人です！こんなちっぽけな不安くらいどうって事ないです！」
ちっぽけな不安だったら幾らでも隠し通せたはず
でもキミはそれが出来なかった
だから全然ちっぽけなんかじゃないのよ
キミにとっては凄く大事なことなのよ
「私に言ったわよね？２人の事なんだからちゃんと考えろって…ちゃんと考えてから答えを出しなさい」
こんな偉そうな事を言ってるくせに、最終判断はチャンミンに任せるんだもの
やっぱりもう私には恋愛は無理だったのかもしれない…
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純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、チャンミンくんのお話し楽しんでいただけましたか？次はユノユノのお話しです！そちらも是非よろしくお願いします(≧∀≦) (2018年4月12日 23時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うははは(≧∀≦) (2018年4月12日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - チャンミン、ダッシュでユノボッチ(≧∀≦) (2018年4月8日 11時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 流石、ゆの、ユノ(≧∀≦) (2018年4月3日 1時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - やはー(≧∀≦) (2018年4月2日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年3月4日 20時
