まだ… : said chihiro ページ23
ドキドキしながらそのドアを久しぶりに開けた
玄関にはさっきユノが履いてた靴があって安心した
ちゃんと家の中に入れたんだね
「お…おじゃま…しま…す…」
数ヶ月前までちょくちょくお邪魔してた東方家は全然変わってない
「ユノ…」
リビングの扉を開けるとさっきぶら下げてた袋のお酒を飲んでるユノがいた
「あっれぇ？ちぃ、ど〜したぁ」
「……まだ飲むの？」
「だぁってぇ飲むために買ってきたんだしぃ〜
あ、ちぃも飲む？」
飲まないよ…
飲めるわけ無いじゃん…
「なにが…あったの？」
「ん〜？なぁんもないよ〜(笑)」
なんもないわけないじゃん
なんもないのにユノがこんなに酔うわけない
「あの人がしてることに……気付いた？」
思いきって聞いてみた私の言葉に
お酒の缶を持つユノの手がピクッて反応した
やっぱりそうなんだ
「ごめんっ！ユノ、ごめんっ！私、知ってたのに止められなかった！ごめんなさいっ！」
「……そっかぁ…ちぃも知ってたのかぁ…」
「私、もう一回あの人に会ってお願いする！
あんなことはもうやめてって！」
「なぁんでちぃが？(笑)」
だって…だって…
あの人言ってたよ…ユノが好きって
私だってユノが好きだもん
同じ気持ちの私がどうにか…
「…そんな必要ないよ」
「私じゃ無理かな…てか、でしゃばって…」
「別れたから」
「え？」
いま…なんて…？
「瞳子さんとは別れてきたから俺にはもう関係ない」
「わか……れた……？」
「利用されてただけだったみたい(笑)」
本当に？
あの人、ちゃんとユノが好きって言ってたのに
ウソだったの？
「だから今日はやけ酒…今日だけ俺は格好悪いユノユノ(笑)
でも大丈夫！明日からはちゃんと格好良いユノに戻るからさ」
「……ごめ…っ…ユノ……ごめん…っ」
「ちぃが謝る事じゃないだろ？それに俺にはそうやってちぃに泣いてもらう資格もないし」
だって…だって…
「心配してくれてありがとな…でも本当に俺は大丈夫だから…ヨシッ！キュヒョンを迎えに呼ぶからちぃはAさんとこ行きな(^^)」
行けないよ…全然大丈夫じゃないユノを１人にしておけない…
「あ…キュヒョン？…ちぃを迎えに来て…うん…うん…そう…うん…じゃぁ」
私はユノの傍にいたいよ……
「キュヒョン、すぐ来るって(^^)」
ユノ……ごめんね……
「私……好き…まだ全然ユノが大好き」
こんなタイミングで伝えてごめん…
盗み聞き : said kh→←酔っ払い : said chihiro
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純蓮(プロフ) - 千衣さん» 同じです！もちろんリアルチャミは大好きなんだけど、見てしまうとやっぱ"あぁ…"ってなります( ノД`)… (2020年6月27日 19時) (
レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - グルグル、わかります！最近、リアルチャミを遠ざけて(live DVDとか)別グループ推しを見たり、非リアルチャミ小説読んだりして気を紛らわしてます！ (2020年6月27日 19時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» そう！ババァの乙女心は複雑ですよねぇ。チャンミンを見るたびになんとも説明のつかない気持ちがグルグル… (2020年6月27日 18時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - miyamiyaさん» 一定したペースで更新できない未熟者なのに待ってていただけるなんて嬉しいです(涙)ありがとうございます！ (2020年6月27日 18時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - チャミの幸せを理解してますがババァの乙女心は複雑。純蓮さんのチャミの素材でドンドン作品を作って欲しいですよ♪小説は妄想の塊なんですから♪ (2020年6月27日 17時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2020年4月12日 11時
