心に響く ページ19
「そうだ、僕の夢もAさんと結婚して幸せな人生を送るにしよう♪」
何を勝手に話を進めてるのかしら
そもそも私とチャンミンさんは何も始まってないじゃない
「…Aさん、瞬きくらいしませんか？」
「無理です」
「瞬きなんて簡単ですよ」
「そうではなくて…冗談ですよね？」
「将来の夢の事ですか？僕がそんな冗談を言うような人間にみえますか？」
「何か色々と順番が違いませんか？」
「順番？」
好きでもない
付き合ってもいない
そんな人に全部飛び越えてプロポーズですか？
「これでも僕は緊張して背中や脇が汗でびっしょりなんだけど…」
そんなの知ったこっちゃない
「とりあえず、今のお話は聞かなかった事にします」
「はい？」
「はっきり言いますけど、チャンミンさんの事は好きになりませんから」
これだけはっきり言えば分かるでしょ
私にその気は無いって事が
「Aさん、僕はあなたが好きです」
はっきり断ったのに、真剣な顔して今さらちゃんとした告白？
だから！
私にその気は無いの！
「私の話、聞いてました？」
「Aさんは僕のこと何も知らないですよね」
「そうですね」
だってキミという存在を知ったのは数週間前
顔見知り程度だもの
「知ってください」
「知る？」
「僕がどんな人間か…どれだけAさんが好きか…僕を振るなら僕の全部を知ってから振ってください」
「見込みがないんですから、そんなの時間の無駄じゃないですか」
「きっと無駄なんかじゃないです」
「自信があるんですね」
自分を知ってもらえば、好きになってもらえるとでも？
その考え方…甘いわ、そして若いわ
「自信なんてないですよ…でもせっかくこうやって話ができる仲になれたんです…もう少しだけでも頑張りたいんです…まだAさんを好きでいたいんです」
こんなに真剣に言われても心が動く予感はしないけど
何年振りなんだろう
男の人に真剣に告白されたのは…
「…友達…くらいにはなりましょうか？」
「友達…」
そういう意味で心は動かないけど
‘まだ好きでいたいんです’
チャンミンさんの真剣なその言葉は心に響いた
「はい！友達からお願いしますっ！！」
‘から’じゃないんですけど…
友達止まりって意味なんですけど…
バンビアイをキラッキラさせたその笑顔に罪悪感
友達ってのは逆に期待を持たせる言葉だったかもしれない
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純蓮(プロフ) - wakaさん» wakaさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えられてるでしょうか(。>A<。)今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、コメントありがとうございます！やっとここまで来ましたよ(;^_^A 今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナは、ワガママねウフフ(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わーい30過ぎて色々あってもやっぱり好き！ヒロインちゃんは、よく、考えるね、うん(OvO)考えたら、考えただけ、チャンミンが好きになるよ！キットね(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なかなかいい感じにフフフフ今後に期待！ (2018年2月25日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年2月10日 12時
