狂犬と飼い主【相良猛】

犬猿の仲 ページ11

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「Aちゃんその髪どうしたんすかー！？
チョーマブイっすね！！」



「スケバンデビューっすか！？」





朝学校に来て3組の…

ツッパりどもが私のところに来る


いや女子友達がいないわけじゃない
むしろ成蘭には沢山いる。

たまたまこのクラスの子達が
相良くんをつるむ私の事ビビっちゃって
私まで自由席になっちゃってる





「あ！2人とも見てくださいよこれ！」




佐川くんが入口から誰か入ってきたのに
いち早く気づきそちらを見ると金髪とうに頭だった
彼ら2人は驚いた顔をしながら




「「「えええ！？！？」」」





「どったの！？Aちゃんどったの！？」



相良に脅されたんか！？と三橋が
肩を激しく前後に動かしながら聞いてくるけど
全然違うしなんか気持ち悪くなってきた




「やめてやれって三橋！相良がAちゃんに
対して暴力的なとこ見た事ねぇだろ」



「でも…」




「大丈夫だよ三橋、伊藤くんの言う通り
相良くんが私に暴力したことないし
これも私がやりたくてやってる事だから」





そういうと相良めアイツ…俺のAを…
と言いながら自分の席で体育座りして
分かりやすくいじけていた






「Aちゃんアイツのこと気にしなくていいから
あとその髪似合ってるよ」



「さっすが伊藤くん！私さ、京子ちゃんに憧れてて
マブイ女になったら伊藤くんみたいな
強くて優しいボーイフレンド見つけるんだー」



「そうなの！？いやぁ参ったな〜」



「おのれ伊藤ちゃん！！！！」





と思ったら三橋がビーバーの顔して
私の席に戻ってきたかと思ったらなんかキメてきた




「そのボーイフレンド候補、
私などは…どうでしょうか？」



「遠慮しとく」




理子がいるから断った
…いや理子いなくても断ってたかもな

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