好きなものは好きなんだ (ページ12)

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好きなんだページ12

もう9時半過ぎてるぞと呆れられた
風間さんを中に入れてリビングで
待ってもらうことにした

「朝から騒がしいわね…って」

風間さん！？と私より遅く起きた小南先輩は
めっちゃびっくりしてた

「小南先輩おはよ～」

そう言って私は朝ごはんを食べる
小南先輩はリビングを出てどっか
行っちゃった

「おはよー…風間さんじゃん」

迅さんも今起きて来たばっかりで前髪が
やばい事にやってた

迅さんはとくに何もせず朝ごはんを
食べ始めた

「木崎…玉狛はいつもこうなのか」

「ああ」

「あれ、私も玉狛の住民になってる」

「半分くらいは玉狛民だから大丈夫」

迅さんにそう言われそっかと言って朝ごはんを
食べて髪の毛を整えに行った

そして着替えも終わりリビングに戻る

「準備終わりました！」

「じゃあ行くぞ」

じゃました、と風間さんは言って先にリビングを出た

私もついて行こうとすると玉狛の人達に
からかわれた

「え？なになに？初デート～？」

「おめでと～！」

とりあえず聞き流して私もリビングを出て
玉狛をでた

「どこ行くんですか？」

「どこか行きたいところはあるか？」

「そうですね…一回家に行きたいです」

分かったと言って私の家の方向に歩き始めた
風間さん…私の家の場所覚えてるのかな

そう思いながらついて行くと
私の家に着いた、

「ただいまー」