「役に立たない乃木くんと学校の怪談の話です☆」「役に立たなくないよ〜」

「久々です！番外編！」 ページ39

「そんなわけないだろ！玉ねぎが目に
入ってもあんな大きな声で泣かねぇから！」



「うるさい！何も知らないくせに
知ったように言わないで！」



Aは糸がプツンと切れた。
言ったあとにハッとして悪いと思った。
乃木は初めてAに強く言われたと
驚きが隠せなかった。



「乃木くん、ごめん…
強くいうつもりはなかった」



Aの顔はもう涙だらけだった。
そんなAを乃木は抱きしめた



「俺もごめんな、本当にAちゃんの
こと好きだからなんで泣いてるのか
気になるんだよ」



泣かせてきたのに心配してくるから
Aの頭はぐるぐるしていた。
泣いた理由を言いづらくなった、
原因はお前です☆と言えなくなった。



だが、乃木が理由を言えと言いたげな
顔で見てくるため言わざるを得なかった。



「最近乃木くんさ、ユイちゃん
ばかりと話してるじゃんか
それで、その、ね？」



「…え、何何？ヤキモチやいてるの？
ちょーカワイイんですけど〜❤」



Aは急に涙が止まり逆に
ピキっときた嫉妬したのが
アホらしくなったと思っている。



「まぁまぁ、そう怒らないの❤
俺だって、Aちゃんがロッティと
仲良くしてる話してるところ見て
嫉妬したんだよ？お互い様だって」



「ぇ…ぁ、ぁあ、ぅん」



新事実を知ってAは
思うように声が出なく、返事も
塩対応の上を行っていた



「お腹すいたし戻ろっか❤」



そういう乃木について行った
なんだかんだAは安心していた。
廊下歩いてる中、乃木が口を開いた

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