何で私には意地悪なの。10

401　ノルカside ページ47

ノルカ「おいおい…。」



A達の入っていったスクリーン。



そこが3番から0番へと変わる。



ソルカ「…多分Aは分かってて入っていったんだろうね。」



ノルカ「馬鹿すぎるっしょ！」



ソルカ「…友達守るためなんじゃないの。」



アイツいっつも無鉄砲だからな…。



どれだけオレ様達が言っても無駄なんだよ！



ノルカ「どうする？」



ソルカ「一回くらいは帰ってくると思う。


その後行くようだったら僕達も行くよ。」



…こういう時は素直に言うこと聞いた方が良いよな。



ソルカの方が冷静だから。



…そのくらいオレ様だって分かってるっしょ。



ノルカ「ってことは…」



ソルカ「出てくるまでは暇だね。」



ノルカ「やっぱりかー。」



暇なのは望んでないっしょ！



ソルカ「まあ仕方ないよね。」



ノルカ「分かってるけどー。」



ソルカ「そんなに遅くならない内に出てくるって…。」



…最近はソルカとも喧嘩しない。



フクロウのおかげなのか…Aのおかげなのか…。



…分からないけど、結局Aには感謝しかないっしょ。



だからたまには…オレ様達にも守らせて欲しい。



ソルカ「ノルカ、変わったね。」



ノルカ「ソルカに言われたくねぇっしょ！」








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