何で私には意地悪なの。10

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『…ってことらしい。』



三人に教える。



アキノリ「そっかー…折角0番スクリーンに関する


有力な手掛かり見つけたんだけどなー…。


分かった、じゃあナツメには後で連絡するか。」



『そうしてあげて。』



アヤメ「ナツメちゃん来られないんだ…。」



『うん。ケースケがナツメと映画行くって聞かないらしいからね。』



聞いた通りに答える。



トウマ「ケースケが…。」



トウマもやっぱり違和感を感じたらしい。



アヤメ「どうしたの？」



トウマ「いや、ケースケがそう言う風に言うのって珍しいなって。」



『ね。わがまま言ってナツメを困らせるような子じゃないし。』



…絶対今回の怪奇案件関係するから。



そうじゃなきゃおかしい…おかしすぎる！



…ケースケはケータと同じで、すっごく優しいんだから。



トウマ「そういえば、有力な手掛かりって？」



確かに気になるな。



アキノリ「ああ、そうそう！0番スクリーンに入って帰ってきた子が、


話を聞かせてくれるって！」



…時々思うんだよ。



妖怪探偵団ってかなり信用性あるよね。



それに、かなり色々ヤバい事解決してんじゃん？



…そろそろ新聞乗るんじゃないかくらいに。



なのにあまり知られてないって…ある意味すごくない？



トウマ「A？」



『ん？』



トウマ「行くよ。」



『あ、うん。』








＊

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