何で私には意地悪なの。９

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アキノリ「何か手掛かりがあると良いけど…。」



そう言ってキョロキョロしだす。



アヤメ「あ！プリティーガールズコーナーだって！」



立花「何その単純すぎる名前…。」



…何て言いながらナツメとアヤメについて立花も入っていく。



トウマ「Aはやらないの？」



『あまり写真は好きじゃなくてね。』



夜行「思い出に残るものが好きじゃないんですよね。」



『よく覚えてんじゃん。』



夜行「どれだけ長い間親友やってると思ってるんですか？」



まあそうだよね。



軽く数百年は超えてるかな？



『にしても…よくやるわあ。』



写真の良さとか私にはよく分からんしな。



アキノリ、ミッチー「はああああ…。」



二人が似た顔で幸せそうにしている。



トウマ「…今度、」



『ん？』



トウマ「…一緒に写真撮らない？」



『別に良いけど、少なめで。』



トウマ「一枚で十分。」



『いいよ。』



夜行「カップルの会話にしか聞こえないのは私だけでしょうか。」



『一番私のこと分かってる奴が何かほざいてるよ。』



…私は今でも烏天狗のことが好きなんだってば。



トウマ「…そうだよね。」



…例えトウマが悲しそうな顔をしていても、変えられないんだよ。









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