何で私には意地悪なの。６

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『…。』



すごくホッとした。



私、ナツメさん以外に友達いないんだ…。



…寂しい発言だけど、ホッとした。



ハルヤ「A。」



『あ、ハルヤくん。』



手招きしているハルヤくん。



ナツメさんは他の友達と挨拶しているから行ってみる。



ハルヤ「Aの席、ここね。」



そう言って指差したのは、ハルヤくんのお隣。



『そうなの？』



ハルヤ「そう。オレが転校してきた時からずっと隣。」



…ハルヤくんって転入生だったんだ。



知らなかったな。



ハルヤ「今日から改めてよろしく。」



『うん！』



ハルヤ(…烏天狗のこと忘れてる…ってことは、チャンスだな。)



ハルヤくんのお隣かー。



女の子達から嫌われてたかもしれないな。



ナツメ「A、大丈夫そう？」



『うん！』



ナツメ「良かった！お昼は私とアヤメちゃんと食べようね！」



『分かった！』



嬉しいなぁ。



ハルヤ「良かったね。」



『うん！』



お隣がハルヤくんで良かったー。









＊

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