何で私には意地悪なの。２

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トウマ「やめるんだ、アキノリ。」



アキノリ「うるせえ！元はと言えば、トウマ。


お前がフドウ雷鳴剣を取られたせいだろうが！」



…何でそういうこと言うの。



アキノリ「そうだろ!?」



『仕方なくない？そうするしかない何かがあったんだろうし。』



そこにいなかった私の言えることじゃないけど。



アキノリ「お前だってそうだろ、A！」



『…あ？』



アキノリ「酒吞童子が実際どういう奴か分かってるくせに言わない！


そのせいでわざわざここまで来ることになったんだろ！」



…私まで敵に回したいのかなぁ？



月浪の方に向き直る有星…いや、朱雀。



アキノリ「お前があの占い姉さんのところにいかなければ良かったんだ。


お前が、撒いた種だ!!全部!!」



月浪を崖まで追い込む。



トウマ「ああ…そうだ。」



…やめろ。



月浪を責めるな。



ナツメ「アキノリ！いい加減にしなさ…きゃあ！」



ナツメが朱雀のせいで吹き飛ぶ。



ケースケ「姉ちゃん！」



『おい…そろそろキレるぞ。』



忠告はした。



アキノリ「間違いだったんだよ。全部。


お前が妖怪ウォッチを手に入れたのも、フドウ雷鳴剣を手に入れたのも！


独りぼっちじゃなくなったのも！


ナツメやオレ…A達と出会ったのも!!


全部、間違いだったんだ!!!」



…やめろ…



トウマ「…違う…。ちがあああああう!!」



叫んだことで崖から落ちていく月浪。



『っ…月浪!!』









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