.我妻善逸side ページ39
「ってこともあったんだよ Aとまた話したいなぁ」
微かに足音が聞こえた 誰だろ 音的にしのぶさんでもカナエさんでもないなぁ
「宇髄さん？」
「おっさすがだな 入っていいか？」
「うん いいけど」
宇髄さんはAの様子を覗き込んで ��まだ目覚めなさそうか��と尋ねてきた
「まぁ見ての通りぜーんぜんですよ どうしてですかね」
「さぁーな まだ思い出せない部分があるからじゃねーの」
「Aにとって……あの頃はそんなに辛くて悲しいことだったのかな いや そりゃー辛かったと思うけど 思い出すのに苦しいほど」
これ以上声が出なくなった いつも一緒に居たのに幸せにできなかったし
ずっと笑顔で居させてあげられなかったし……それに
「お前らが苦しんだのは俺のせいだ あの襲撃さえ止められなかった俺の責任だ」
「いや!! あの時俺たちだって……」
「あぁ確かに駆けつけてくれた でもな善逸 元柱のくせしてなんにも出来なかった 護りながら闘える相手じゃねーのに 庇わせちまった 」
宇髄さんはすごく辛そうな顔をする そんなふうにずっと思って生きてたなんて知らなかった
そんなふうに思いながら俺に接してたなんて……
そりゃAの記憶戻すのにも反対するはずだよな
自分の情けないところを思い出して欲しくないとかじゃない
この人はAに鬼殺隊とは無関係の場所で幸せになって欲しいって思ってたんだ
「Aの弟が Aを幸せに出来るのはお前だけだって言ってたぞ」
弟？ そう言えば1回だけ教室に来たことがあったな
えっでも俺話したこともなければ 面識もないけど??
「あの頃の記憶を持った元隊士なんだよ アイツの弟 しかもド派手なことにかつてAのことを好いてたやつだ」
宇髄さんはその後彼があの闘いで亡くなってしまったことを教えてくれた 俺がAと恋人関係になったのはそれから少し経ってから
「お前らがどうこうなる前から気づいてたんだよ そんくらいAから派手な幸せオーラ出てたんじゃねーか？」
「何それ そんなの嬉しすぎじゃん」
俺が涙目になると��まぁ楽しい話はここまでだ��と言った そして真剣な顔して
「お前 Aの兄貴に会ったことあるか？」
と尋ねてきた
やっぱり あの人は何かあると思った そしてそれを弟さんも気づいてた
「はい 1度だけ」
「どう思った」
「……嫌な音がしました 鬼……いやもしかしたら」
鬼舞辻無惨かもしれない
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ちか(プロフ) - 紅葉さん» うわぁぁ!! すみませんこれは完全に私の変換ミスでした(><) 直ぐ直します!! ミスがあるのにそう言っていただける事嬉しく思います(TT) 有難うございます！ (2020年5月2日 21時) (
レス) id: e1a1972241 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ちょくちょく出てくる「悲鳴さん」とは、もしかして「悲鳴嶼さん」のことなんでしょうか？ ハラハラしながら一気に読んでしまいました！ 続き読んできます！ (2020年5月2日 12時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - うわあああ記憶もどってよかったあああ泣ちょいちょい涙が出そうになります。。素敵なお話すぎて、、私の唯一の楽しみです！！ (2020年3月2日 11時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - ゆうさん» ここ最近更新できなくてすみません(><) 待ってるって言ってもらえて嬉しいです!! (2020年2月23日 23時) (レス) id: e1a1972241 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - わわわまってましたああ (2020年2月16日 22時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2020年2月4日 17時
