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なんか道場?的なところに入った瞬間


『ぎゃぁぁ!!』


伊黒「うるさい」


『だ、だって!!』


伊黒「なんだ」


『この人達なんで縛られてるの!?』


私が目にした光景

それは、柱に括り付けられた隊士達の姿であった


『今取るから!!』


私は隊士達の元へ駆け寄る


伊黒「取るな」


『だって、この人達なんかした!?』


伊黒「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪という所だ」



わーお



『んじゃ、しょーがないね!!』


「「??取ってくれるんじゃなかったの!!」」


『んー、君達が悪いもん』


伊黒「お前とは気が合いそうだ」


『あんま喜べないかも』


伊黒「…」


『ま、まぁ!ここでは何するの??』


伊黒「この障害物を避けつつ太刀を振るってもらう」


『えー…私〜刀とか扱い慣れてないから〜当たっちゃうかもテヘッ』


「「ひっ!!」」


伊黒「あー、そういえば昨日来た真希とかいう女誰一人に当てず、しかもスピードも劣らずという感じだったが何者だ?」


『あ、真希さんね!四級呪術師なんだけど本来ならもっと強いんだよね。真希さんはほんとにすごい人なんだー』


伊黒「じゃあ、戦闘スタイルは」


『そうだね、近接戦で刀、大刀、短刀を使う感じかな』


伊黒「なるほどな」


『さて、始めよ』


隊士達の唾を飲む音が聞こえる


『まぁまぁ、当たってもちゃんと手当するからさ!』


伊黒「じゃあ、行くぞ」


『うん』


伊黒さんの木刀がむかってくる
…が


『うぎゃぁ!なにこれ!』


なんでこんなに曲がるの?


『ずるいよ!』


伊黒「何がだ」


『自分だけ曲がる木刀なんか使って』


伊黒「これは、お前と同じ木刀だ、だいたい俺がなぜお前と違う木刀を使わなければならないのだ」


『危なっ』


当てるところだったぁー!


伊黒さんの頭の上こえて後ろを取って
みたいな感じで行きたいけど

上にも人が…


んー、でもなー
これ以上やってたら何人にも当てちゃうしな


そうだ!


私は飛んでくる木刀を床に足で押し付け、床と木刀を固定させる


そして木刀を軽く肩に振るう


『一本!』


伊黒「いいんだがな、この稽古は太刀筋矯正と言うものでな、これは太刀筋もなにも」


『確かに』


伊黒「でも、お前刀使わないんだろ」


『うん』


伊黒「それならいいんじゃないか?割と動けていた方だと思うし」


『次行くか』


伊黒「次は甘露寺の所だ」


『蜜璃ちゃん!』


伊黒「蜜璃ちゃん!?」

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作者名:ぽんぽん。。 | 作成日時:2021年3月25日 0時

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