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萌「何あれ、どういうこと?」
萌は不思議そうに見つめてたけど、美月はなんとなく把握したのかニヤッと笑っていた。
A「いずれわかるよ。正光の計画が」
美月「おもしろいじゃん」
これで大竹が大きく出ることはないと思う。
最後に一応釘刺しておこう。
A「大竹さぁ。ああやってすればランク上がると思った?やめてよね、むしろ調子に乗ってたのはあんただよ。もう終わったね」
正光の今のターゲットは大竹と三枝。
気に入られようとどんなに頑張ったって、ターゲットをやめるほど正光は甘くない。
きっと三枝だって今は男子達と仲良くやってるけど、わりとすぐ仲良しごっこも終わっちゃうと思うし。
正光「三枝と出かけるけど行くか?」
おそらくもう放課後の段階で三枝に何か吹き込むだろうから。
A「んーん、帰るよ。誰かさんのせいで昨日あまり寝れなかったんで」
正光「誰だろうなぁ」
A「ふふっ、誰だろうね」
正光「じゃ、気をつけて帰れよ」
三枝と理と蓮を引き連れた正光は騒がしく遊びに出かけた。
A「はぁ...、やっと話せる」
私が話したい人なんてひとりしかいない。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2016年9月19日 15時