検索窓
今日:22 hit、昨日:115 hit、合計:1,079,752 hit

#44 ページ45

.




昼休み、早速それは決行される。



私もまぁ、大竹の態度は気に食わなかったし正光の機嫌を取り戻すためにもある程度協力することにした。




大竹「あぁっ、ごめん。いたの?」


ひとりで食べていた三枝にぶつかって背中に紙を貼り付ける大竹。


後ろで美月達と話していた私はその紙に何が書かれてるかなんてすぐわかった。



" 二度と調子に乗りません "



そう大きく書かれていた。



大竹「ウケる、あいつ気づいてねぇし」



大竹のあの調子に乗ってる顔。


...すぐ絶望に追いやられるよ。



正光が三枝のところに行ってさっき貼られた紙を丸めて投げつけた。


正光「何やってんだよ。イジメんなよ」


理「俺らのクラスはさぁ、イジメゼロなんだから」


大竹の顔は困惑して呆然と立っていた。


正光「三枝、一緒に飯行こうぜ」


三枝「え?」


蓮「ん?俺らとじゃ嫌?」


三枝「ううん」




三枝もまんまと騙されちゃって。



...大丈夫かなぁ、調子に乗って大竹みたいにならなきゃいいけど。

#45→←#43



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (188 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
877人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーりん。 | 作成日時:2016年9月19日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。