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しばらくして、ガラガラッとドアが開き教室に入ってきたのはあの新任の先生。
後ろにはあのオバサンもいる。
小泉「えー、今日からここの担任になった小泉です。よろしく。そしていきなりだけど、編入生を紹介しようと思う」
小泉という先生が紹介すると、オバサンは黒板に字を書き始めた。
馬場「馬場です」
" 馬場亜矢子 " とチョークで綺麗に書かれている。
蓮「やっぱりババアだ!ババアヤコ!」
梨花子「狙ってやってない?」
正光「オバサンいくつー?」
小泉「...35らしいけど」
A「うちらのダブルスコアじゃんか」
愛「うわ、本当だ!」
小泉「静かに!静かに!」
オバサンが来てから騒がしいクラスを静める小泉。
騒がしくなるのも無理はない。
35歳が制服着てここにいる空間がまずありえないから。
小泉「馬場さん。いや、馬場。名前だけじゃなくて抱負でも」
馬場「抱負?」
小泉「うん、高校生活の」
馬場「....友達100人作りたいと思ってるんで、よろしくお願いします」
今時の小学生でも言わないでしょ、そんなこと。
本当、楽しくなりそう。
この学校生活を楽しくさせてよね、オバサン。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2016年9月19日 15時