#2 ページ3
.
理「ねえねえ!あのオバサンヤバくね!?」
教室に戻って梨花子や萌、美月、そして泉優奈と山下愛で話していたら1軍男子のひとり湯川理がバタバタとやってきた。
A「うっさいなぁ」
理「ひどい!」
梨花子「Aは理に冷たいからねぇ〜」
A「うるさいんだもん」
理「いやいや、でもさ!あれで高校生ってヤバくね?」
萌「まぁ、確かに笑えるよね」
これに関しては全員一致の意見だ。
A「あ、正光」
教室に入ってきた正光を見つけすぐ声をかける。
土屋正光。
このクラス3年A組のスクールカースト順位1位で、私の彼氏でもある。
そして正光と一緒に入ってきた東蓮も1軍。
この順位は学校の裏サイト内で1軍から3軍までに分けて位置づけされているもの。
さっきも言った通り正光が1位で私は2位。
3位は理で4位に美月が続いている。
1軍には先生だって逆らえないし、この学校は1軍がすべて支配してるようなものだ。
その中でもやっぱり正光は別格。
1軍でさえ正光に逆らえる人はいない。
正光「どうした?」
A「ううん、なんでもないよ」
こうみえて私だって遠慮してるんだ。
877人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひーりん。 | 作成日時:2016年9月19日 15時