【H×H】あなたは星のような人 (ページ8)

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七等級ページ8

「承知致しました。第一次試験404名、全員参加ですね」と、試験官の方が振り返った。

全員参加ってさっきのヒソカに腕を消された人は？確か参加者って405人だったよね？もういない人扱いなんだ…
まぁ、いっか。どうでもよかったし。

「当たり前の話だが、誰一人帰らねーな。
ちょっとだけ期待したんがな」

「ほぉ、レオリオさんは相手が引くのを待つタイプか」

と私がからかうとレオリオさんは「そんなことない」と返してきたがきっとレオリオさんは相手のミスを待つタイプだと思う。

見た感じ、あまり好戦的(というより、戦えそうにないという方があってるけど)じゃなさそうだし、なによりも見ていてゾクゾクしない。

さて、一体彼のラッキーはいつまで続くかな？

「そんなことよりもよぉ～、リュリュ、俺のことはレオリオでいいぜ。みんなそう呼んでるからな」

「はい、では遠慮なく。レオリオと呼ばせていただきますね」

そういうと、レオリオは微笑んだ。

「おかしいな」

私たちが話しているとクラピカが何か、異変に気がついた。

周りの受験者たちが妙に早足である。

「おいおい、何だ？やけにみんな急いでねーか？」

「やはり、進むペースがだんだん早くなっている！」

「前の方が走り出したんだよ‼」

と、言って3人は前の人達に続いて進み出した。

「申し遅れましたが私、第一次試験担当官のサトツと申します

これより皆様を二次試験会場まで案内いたします」

やっと始まったハンター試験。正直どうってことないと思ってたけど、受けるのも今年限りだと思うし、楽しめるだけ楽しんどこ。

私も3人に続いて足を踏み出した。