【H×H】あなたは星のような人 (ページ4)

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三等級ページ4

「初めて受験される方ですか？」

「うん、そうだよ」

キルア様と年の近そうな男の子が答えた

「ゴン少しは警戒したほうがいぞ」
猫目の少年？少女？がこちらを伺うようにみつめる

「うひゃー！超美人！

クラピカ、こんな可愛いお姉さんに警戒する必要ないだろ！」
サングラスをかけたおじさんが私の手を握ってきた

「俺はレオリオ、よろしくねお姉さん」

「はい、私はリュリュと申します。よろしくね」

私もレオリオさんの手を握り返した

「クラピカ、大丈夫そうだよ」
ゴンと呼ばれた少年がクラピカと呼ばれた(多分)少年にむかって言った

「だがな、」クラピカは、まだ警戒しているようだった

「俺は、ゴン！こっちはクラピカ」

「はい、よろしくね」

こんな風に自己紹介を終えて、少しゴン達と話していた

しばらくしてゴンが、
「一体何人くらいいるんだろうね」と言った

すると後ろの方から「君達で405人目だよ」と聞こえてきた

後ろを振り向くとおじさんがいて、

「よっ、おれはトンパよろしく」
と言いゴンと握手を交わした

トンパさんが、
「君達新顔だね」

そういうのでゴンが

「わかるの？」と返した

「まーね！何しろ俺10歳からもう35回もテスト受けてるから」

「35回⁉」

「まあ、試験のベテランってわけだよ。分からないことがあったらなんでも教えてあげるよ」

正直びっくりした。35回ってどんだけ落ちてんのよあんた。

ゴンは「ありがとう」なんて言ってるけどクラピカとレオリオは、

「威張れることじゃねーよな」
「たしかに」

私と同意見だった。

この調子だとこの人きっと今年も落ちるな、そう思った。