1話 ページ2
監督生side
『急げ！急げ!早くお茶会に行かないと!!』
そんな声と共に
角から現れたのは
白い髪が印象の小さいシルクハットを被った子
｢(女の子……？)｣
チラリと横目で見ると
彼女は黒い何かを落とした
黒い何かはこちらへ向かって俺の足で止まった
｢？懐中時計？｣
そう黒い何かは小さくて可愛らしい
懐中時計がすごい音をして鳴っていた
｢あの！これ！落ちましたよ!!｣
そう声をかけながら追いかけると
『ん？あぁか私懐中時計だありがとう』
そう受け取った彼女はニコニコと笑いながら
爆発音までする時計を柄にしまった
｢あ、あのその時計……｣
『ん，これかい？これはね時計が止まってしまったんだ，だから治したらこうなってしまったんだ!!』
時計を自分で治して，自分で壊したのか……
｢そ、そうですか……｣
『今度お礼をしたいね，良かったらお茶会に今度おいで，』
｢え、いえいえ！ただ時計を拾っただけですよ!!｣
『いいんだ！私がいいと言ったらいい!!』
そんなことを言う彼女
｢は、はい……｣
『なぁ，』
彼女に呼ばれ
｢はい｣
反射的に答える
『何故カラスと書き物机は似ていると思う？』
彼女は意味の分からない質問を笑顔で聞いてくる
｢カラス……？｣
『あ！もうこんな時間!!じゃあ答えが分かったら
言いに来てね!!時計ありがとー！』
そう言って彼女はとんでもないスピードで
消えた
続く (更新停止中)
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本好き - あの、すみません。苦情と言うか訂正なのですが。マッド-ハッターは、マッドが名前で、ハッターが苗字です。なので、マッドハッターは苗字にはなりません。出来れば訂正して欲しいのですが、聞き流して頂いても構いません。あと、続きが気になります。頑張ってください (2021年8月26日 13時) (
レス) id: b528182e25 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 続きがすごく気になります！これからも頑張ってください！応援していきます！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜 | 作成日時：2020年4月20日 3時
