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…肝心なところ覚えてねぇじゃん…。
そんなこと考えてると翔ちゃんが
ゆっくり起き上がった。
O「しょ、翔ちゃん。」
俺に気付いて、口をパクパクする。
O「？」
喉を押さえて、険しい顔をした。
もしかして…
O「…声、出なくなっちゃった？」
俺の問いかけに頷く。
たくさん話したし疲れちゃったのかな。
O「無理しなくていいよ。ここでゆっくり治せばいい。」
声が出なくなったのは、
きっとストレスによるもの…
ストレスを避けるといいって
どこかで聞いたことがあるから、
お兄さんに会わない方法って言ったら
これしかない。
O「翔ちゃん、ご飯食べよっか。」
翔ちゃんの手を取って部屋を出る。
階段を降りようとしたところで
繋いでた手が後ろに引っ張られる。
後ろを振り返ると翔ちゃんが立ち止まっていて、
俺の手から翔ちゃんの手が離れた。
O「翔ちゃん？」
俺の部屋に戻って行った。
やっぱ無理矢理連れて来ちゃったかな…。
そんなこと思ったのも束の間、
すぐに翔ちゃんがこちらに帰って来た。
手にはペンとサーモンピンクのノート。
O「そうだったね。忘れてたね。」
翔ちゃんはにっこり微笑んで、
ペンとノートを持ってる反対の手で
俺の手を握った。
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ぽてほたて(プロフ) - Sullivanさん» ありがとうございます！！引き続き読んでくださると嬉しいです！！ (2016年12月11日 18時) (
レス) id: aa6b3b281b (このIDを非表示/違反報告)
Sullivan(プロフ) - 素敵なお話ですね^^ これからも頑張ってください！ (2016年12月10日 4時) (レス) id: 689d8df3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてほたて | 作成日時：2016年11月6日 18時
