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O「そんな緊張しなくてもいいよ？」
S『だって、絵のモデルなんて初めてだもん…。』
O「ふふ、リラックスしてて？」
“好き”
その言葉に触発されて
翔ちゃんを描きたい思った。
こんなにもまじまじ見たのは初めてだ…。
床に座ってる俺と向き合って
ソファに座ってる翔ちゃんは
緊張しながらちょこんと座っている。
顔のパーツから描くから、
照れている顔をじっくり見ると、
ぱっちり二重に大きな目
長い睫毛に、意外にも凛々しい眉毛
そして、ぷるぷるとした唇。
いつかその顔に触れることが出来るだろうか…。
スケッチブック越しに見える
膝に置かれた手…。
いつかその手を握ることが出来るだろうか…。
ニノが言ってた通り、
今まで付き合った人は
向こうから付き合ってと言われ、
向こうから別れてと言って来た。
別に断る必要もなかったから
「いいよ。」なんて告白を受け入れた。
相手が望むことは何でもして来た。
でも、向こうから別れを告げられた。
その理由はみんな揃って、
「私のこと好きじゃないでしょ？」と言った。
“好き”じゃない…？
…今思えばそうだったのかもしれない。
こんなにも夢中になって
他のことが手に付かなくなる。
翔ちゃん…
これが“好き”ってことなんだね。
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ぽてほたて(プロフ) - Sullivanさん» ありがとうございます！！引き続き読んでくださると嬉しいです！！ (2016年12月11日 18時) (
レス) id: aa6b3b281b (このIDを非表示/違反報告)
Sullivan(プロフ) - 素敵なお話ですね^^ これからも頑張ってください！ (2016年12月10日 4時) (レス) id: 689d8df3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてほたて | 作成日時：2016年11月6日 18時
