【25時、ナイトコードで。】死にたい僕らにできること【短編集】

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「へえ、いいじゃない！でも週一って… お金的にきついんじゃないの？私、あんまりお金無いわよ？」

『そこは私が奢ってあげる。うちお金だけはあるからさ！』


無駄にお金だけはね。それ以外は欠損してるみたいだけど。


…ハア。嫌になるなあ。せっかく出掛けてるのに。


「うーん… ありがたいけど、ちょっと申し訳なくなるわね… まあ、お言葉に甘えようかしら」


最後の一切れを食べ終えたらしい。唇をぺろりと舐めてから、紅茶をすすっている。

『へへ、決まり！じゃあ毎週日曜日にしようか！』

「日程決めるの早い！別にいいけど！」




私も最後の一切れを齧った。えへへ、来週の日曜日が楽しみだなあ。




「ねえ、私の友達、たまに連れてきていい？おんなじような奴がいるのよ」

『悪い人じゃないならいいよ！絵名の友達かあ… 愛莉ちゃん以外知らないなあ…』

放課後メランコリー ＿瑞希→←リフレッシュ同好会 ＿絵名

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