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＊side.鬱
偶に物凄く体調が悪くなることがある。体は重いし、吐き気はするし、頭痛も酷い。何か悪いものに支配されそうで最悪だった。
それは決まって、女の子と悪い意味で何かある時が多い。
女遊び止めたくても、止められないんだよなあ。
何で俺、こんなことしてるんやろって思ってもどうしようもない。
今日は席替えがあった。
すぐ近くにコネシマとシャオちゃんが居るのはラッキーやな、と嬉しくなった。
まあ、その時まではどうにか体調は良かったのだが、1時間目が始まった途端、酷い頭痛と共に気分が悪くなった。遂に我慢できなくなり、先生に言って保健室に行った。
先生に頼まれた保健委員のAちゃんが保健室まで付いて来てくれた。
Aちゃんとは1年の時から同じクラスだ。普通に可愛いし、良い子だと思う。ただ偶に話していると目を逸らされる。
"何か目を合わしてはいけないもの"と目が合ったかのように。
それを何となく察した時は、大体体調が悪くなるのだ。だから今日の席替えの時の挨拶に目を逸らされた時、何となく予感していた。
先生が居ないから記録書いとくね、と言った彼女にお礼を告げ、ベッドに潜る。意識がふわふわして来た。でも、気分が悪いせいか深い眠りにはあり着けそうにない。
シャっとカーテンを閉める音。
そういや俺、閉め忘れとったなあ。離しきれない意識の中でぼんやり考える。
はあ、それにしても今回はキツイなあ。と考えていた時、彼女のため息が聞こえて薄く目を開けた。
そこに立つ彼女は何やら白い紙を持っていた。が、それよりも目が行くのは彼女の横にいる女だった。保健室には2人きりだった筈だし、カーテン内にいるのは可笑しい。それにこの女の子、この前別れた＊＊ちゃんに似とるなあ。何やらブツブツと何かを唱えているAちゃんの声をぼんやり聞きながら考える。
するとその＊＊ちゃん似の女の子は断末魔を上げ、消えていってしまった。
スっと体が軽くなる。意識が段々深いところへ落ちていく。
「お大事に」
胸ポケットに何かを入れられる感覚がした。Aちゃんの優しい声が耳に届いてからすぐ意識は完全に落ちた。
＿＿ああ、多分これ夢や。
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珀空(はくあ)(プロフ) - ゆーみやンさん» はじめまして！そう言って頂けるとすごくうれしいです！これからも頑張らせて頂きます！コメントありがとうございました!!!<(_ _*)> (2020年3月21日 7時) (
レス) id: 0b3c35e0d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - はじめまして。どのお話もとてもだいすきです！ 更新頑張ってください！応援しています( *´艸｀) (2020年3月21日 3時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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