◆みてないです ページ24
＊落ちなし/ギャグ調
「ん？」
「…あ」
いやあ、決定的な現場を見てしまった。
シッマの仕事部屋に用があった。いつもノックなんかしないから、つい普通に開けてしまった。
そしてそこで見たものに一瞬固まる。が、0.5秒のうちに脳内処理し、口を開いた。
「ｱ､私何も見てないんで？さよなら」
こちらを見る大先生とシッマから目を逸らし、次に顔を逸らし、口を閉じて、そして体を反転、さあ退散しよっと。ダダダ！
「待て！誤解や誤解！待たんかい！」
「私は何も見てないったら見てないんや！」
廊下を全力疾走。
ごめん、トントンそんな怒らないで。事情は後で話すから。
OK、ショッピ君また後でね。何を見たか後で教えてあげるから。
「それは見たやつがする反応や！」
「ちょ、待って！話聞いて」
「メタ推理やめて！あと待たない!!」
「メタ推理しなくてもバレバレやあ！」
同じところをグルグル回る。他のフロアに行くと幹部じゃない人達が沢山いるから、迷惑になるしね。え？上の階でドタバタしてたら響くだろって？まあ、気にすんなって！
ギャーギャー、ガシャーン、ドカン､ｼｬｵﾁｬｰﾝ!!!
2人と追いかけっこしてると、何を勘違いしたのかゾムが混じってきて、奴の伝家の宝刀爆発であちらこちらをドカンドカン。それに巻き込まれ、飛んでく大先生の変な悲鳴が轟く。大先生何か花火みたいなタイミングだったなと思わず立ち止まった。
じゃ、ない！？いっけなーい、逃げろ！
ガシッ、あ、腕掴まれた。
「ゼェゼェ…は、話聞けや」
声ひっく。ガチの輩みたいな声出さないでよ、シッマ。
「何も見てないって。ほら私の目みて、嘘ツイテイヨ」
「目が泳ぎまくっとるやん。そして片言！」
「ごめんて邪魔したことは謝るから」
「そっから既に誤解やねんて」
「そうやねん。Aちゃん！」
シッマと大先生に囲まれてすごい剣幕で詰め寄られた。後ろのゾム、トントン、ショッピ君、私を助けろよ。目逸らすな！
「大先生がシッマ押し倒してたなんて言わんから！ごめんて」
「だ、か、ら！あれはちゃうねん！」
「俺がシッマに書類届けようとしたら、滑りそうになってな。それで目の前におったシッマにぶつかって、シッマも足滑らせてああなったんや」
「ダサ」
「辛辣」
つい口が滑った。
「あ、UFO」
「え？」
「え」
適当に指さす。後ろの3人も含め釣られてくれた。
「グルちゃーん、大先生がシッマを！」
「ああ！？待てや！」
こうしていつもの鬼ごっこが始まる。
◆あ、憑かれてる【ut】→←◆私のようになってはいけない【sh】
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珀空(はくあ)(プロフ) - ゆーみやンさん» はじめまして！そう言って頂けるとすごくうれしいです！これからも頑張らせて頂きます！コメントありがとうございました!!!<(_ _*)> (2020年3月21日 7時) (
レス) id: 0b3c35e0d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - はじめまして。どのお話もとてもだいすきです！ 更新頑張ってください！応援しています( *´艸｀) (2020年3月21日 3時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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