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『もしもし、』
浮所『那須?!ちょっと頼み事!』
『はぁ?』


タッタッタッ

『はぁ、はぁ....くそっ』


俺、何であいつのために走ってんだよ

_____

『なんだよ頼み事って』
浮所『それが今日5時にまゆちゃんと約束してたんだけど、急に行けなくなっちゃって....』
『はぁ?!もう5時過ぎてるぞ?!なんで....』
浮所『それがみほちゃんが俺の家まで押しかけてきて....』
『お前まだその子と切れてなかったのかよ』


ったく、全然本命絞れてねーじゃねーかよ!


浮所『とりあえずまゆちゃん駅前にいると思うんだ!』

_____

『はぁ、はぁ....』

時刻は午後の6時を回ろうとした頃
駅前で手に息を吹きかけてるあいつを見つけた


『....っ!おい!』
「....雄登、くん?」


キョトンとしている顔


『....飛貴、来れなくなって....それで、』


それだけ言うと、


「そっか....わかった!わざわざありがとう!」


と、笑った
だけど、今まで見てきた笑顔じゃなくて、今にも泣きそうな、そんなふうに見えた


『....しょうがねーな』
「え?」
『ちょっと付き合ってやるよ』
「雄登くん?!」


俺はこいつの腕を掴んで歩き出した

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しい(プロフ) - 名前変換できません (2018年2月13日 21時) (レス) id: b6e74a20a8 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤あかね - 更新応援しています、頑張ってください! (2018年2月13日 20時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱいん | 作成日時:2018年1月30日 23時

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