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素直 ページ8

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「はぁ……」

『浦田くんが疲れてどうするんですか…ふぅ……』

あれから浦田くんと私は廊下を全力疾走しまくってこのザマだ。
浦田くん汗だくだやばい。汗になりたい。



『はい、カバン返してください!』

流れる汗を拭き、息を整え浦田くんに手を伸ばす。




「駄目。あとちょっとだから。」


あとちょっと…??何が?

疑問を抱く私をよそに、浦田くんは私のバックを囮にしスタスタと進んでいく。
あなたさっきまで疲れてましたよね!?化け物か!!





「こっち。」

『ちょっと、浦田くん…!』



のろのろ歩く私に痺れを切らしたのか、腕を引っ張られ、学校の校門まで来たところで3つの見慣れた影がみえる。









「あー!遅いやーん!」

「早くしろよな」

「ほんまですよ」





『みみみみみみ皆さん!??』



浦田くんに連れてこられた場所にはお馴染みの3人がいた。ブンブンと手を振る坂田くんに大きな岩に足を乗せ毒を吐く志麻くん、それを見て大きく同調するセンラくん。

夕日当たってイケメン度MAXじゃないですか。目に悪い。




「ほい、カバン。」

ポイッとカバンを渡され、私は慌てて受け取る。
痛くないよう優しく投げてくれる浦田くん好きです。


「って!も、もしや浦田さん、それを囮にしてA連れてきたわけちゃうよな!?」

カバンの受け取りを見ていた坂田くんがいきなり大声を出す。
さりげなく呼び捨てしてくれるとこ嬉しいです坂田くんも好きです。


「そうだけど。」



「な、何やっとんのやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




直後、坂田くんの怒声が響いた。

本音→←いじわる



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(プロフ) - さぎりさん» そう言っていただき嬉しいです。ありがとうございます!リクエストの方もありがとうございます。転校ドッキリ、面白そうです!!是非とも書かせていただきます!今暫くお待ちください! (2019年11月23日 20時) (レス) id: 4992fa2252 (このIDを非表示/違反報告)
さぎり - とても面白くて、この作品大好きです!突然ですがリクエストよろしいでしょうか、、?夢主ちゃんが転校したらドッキリをしてほしいです!突然すみません。これからも頑張ってください! (2019年11月23日 19時) (レス) id: 010c2c7985 (このIDを非表示/違反報告)
てろち - 見せられないよ☆wwwwww (2019年5月31日 1時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)
よんり(プロフ) - てろちさん» てろちさんのコメント見たときの私の→【見せられないよ☆】こちらこそ頭おかしくてすみません()コメントありがとうございますっ!!このようなコメント、とても嬉しくて励みになります!!精一杯頑張りますー!!ありがとうございました!! (2019年5月30日 19時) (レス) id: a7d77c8d9d (このIDを非表示/違反報告)
てろち - よんりさん» 変なの送ってすみません(´;ω;`)頑張ってくださいΣd(゚∀゚d) (2019年5月30日 19時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よんり x他1人 | 作成日時:2019年5月11日 13時

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