落花流水【QuizKnock】

喋喋喃々＿izw ページ32

編集長に告白されてから一日経過。



どう返事すればいいのか分かんなくて、そのまま保留にしてしまったけれど。



自分のベッドに寝転んで、悩んで。



いや、悩むも何も自分に勇気がないだけ、なのだ。



「うぅ、、



どうしよう……

今日オフィス出勤だし、

あああああああぁ〜〜…」



ゴロゴロとベッドで何回転も転がる



いっその事今日は休んじゃおうかな…



いや、だめだめだめ！！



「仕方ない…行くかぁ…」



私は渋々家を出た。





＿





「じゃ、僕お先に帰りますね」



と言い山本くんが席を立った。



え、待って待って、行かないで！！



伊沢さんと私2人きりになるんだけど



「あ、、山本くん…お、お疲れ様」



…けど見送るしかなくて。



バタン…



私の願いは届かず、山本くんが開けたドアは閉まってしまった…



な、なんて言われるんだろう、うぅ



「返事、聞かせて」



こそこそ話みたいに、耳元で囁いてくる伊沢さん。



「ひゃっ！？



い、いざ、わさんっ

…っ私も、好きです！」



途切れ途切れだったけど、気持ちは伝えられた。



「…ふふっ、良かったぁぁ…



俺フラれたら、野垂れ死んでたわ 笑 」



「えっ、そ、そんな！？



よ、よよかった、私も好きです」



小声極密恋愛会議。



蝶蝶喃々

男女が小声で愛を囁き合う様子。
小声で愛を認め合う様子。

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