落花流水【QuizKnock】

不器用＿izw ページ44

不器用のはじめのいっぽ。



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧



「須貝さん…



私どうすればいいんですかぁ…」



ただいま須貝に恋愛相談中



困ったことに、何も進歩がないのだ



「このまま、片想いで終わったらどうしましょう…うぅ…」



「うーん…



あっ、そうだ！

2人っきりにしてあげるから、あとは任せた、じゃ！！」



「えぇっちょっと！！」



須貝さんは福良さんを引き取って部屋を出ていってしまった。



入れ違いに伊沢さんが入ってきた。



「あ、A…」



「いい伊沢さんっ

そそその、、」



やっぱり不器用、同士だ



「A、こっちおいで」



「え＿＿＿」



伊沢さんの膝の上にぽすん、と頭を乗せられる。



「……ごめん、A

俺、不器用でなかなか言えなかったけど

A、好き」



顔にぶわっと熱が集まる



「ひぁっ、

伊沢さんっ、私も…ぐす、」



嬉しすぎて、涙が止まることなく溢れ出す。



「なーに泣いてんの 笑



遅くなって、ごめんな」



不安にさせて、ごめん、



ただし、選んだからには幸せにする。



「ぐす、うぅっ……」



「ん、泣かないで、



Aには、笑顔が似合うから」





୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧



「福良、上手くいったみたい」



「よし、写メ撮っときます」

息抜きイラスト→←魔法パロ＿Q|K

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す