episode 30＿慈悲にあふれた海の魔女 ページ31
(やってしまった……)
鏡の間で先程の行動を思い出して頭を抱えた。
『何やってんだよ俺！リドルくんに喧嘩売るとか正気かよ！！確かにストレス溜まって爆発しちゃったけどさあ！』
あー無理無理ヤバい
宿無しじゃん。どーしよ〜
しゃがみこんで、これからの生活をどうしようかと考える。
『うぉおおお…どうしよぉおおお』
｢うるさいですよ｣
『…へ？』
頭上から声が聞こえて、顔を上げると見慣れた美形。
『……！アズール！』
｢どうしたんですかこんなところで｣
何か困ったことでも？と本を抱えた彼は俺に言った。
ふと、この状況を打開する考えが思いついた。
『アズールさ〜対価さえ支払えば、願いを叶えてくれるんだよね？』
｢えぇ。もちろん限度はありますが｣
『宿の提供とハーツラビュル寮にある俺の私物の回収』
＿＿頼めるか？
そう言えば、彼はニヤリと口元を綻ばせた。
美形と相まってどことなく怪しさが増す。
だが、そんなことはどうでもいい
｢そのお話。詳しく伺いましょう｣
『そうこなくっちゃ』
俺は妖狐
たとえ相手が魔女だろうが悪魔だろうが手段を選ばない
VIPルームに通されて彼はソファに座る。
いつの間にか背後にはリーチ兄弟が着いていた。
｢さてお話頂けますか？｣
『あぁ』
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umi(プロフ) - 睦月さん» なるほど…。私もそのパーソナルストーリーは既読しておりましたが、解釈の違いというやつでした。返信ありがとうございます。 (2020年5月14日 21時) (
レス) id: 83e2135642 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - umiさん» （さっきの続き）本人たちは兄、弟という概念がないっぽいので（というかフロイドは“弟”と言われた時キレてた）のであーゆー感じになりました。特に深い意味はありません。コメントありがとうございます。 (2020年5月14日 21時) (レス) id: 03d9c77889 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - umiさん» コメントありがとうございます。双子の兄、弟というのはフロイド実験服のパーソナルストーリーで、クルーウェル先生がフロイドのことを「リーチ弟」と言っていた（気がする）ので勝手に私がそう思ってました。 (2020年5月14日 21時) (レス) id: 03d9c77889 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - はじめまして、！この作品すごく面白くて楽しく読ませていただいてます、、！あの、読んでて気になったのですが、確かリーチ兄弟はどちらが兄で弟と決まっていなかったと思います…。作者様独自の設定でしたらごめんなさい！！更新応援してますっ (2020年5月13日 13時) (レス) id: 83e2135642 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 - ゆきなさん» ツイステはどのキャラも魅力的ですよね(^p^)…私はおじたんとツノ太郎先輩です（じゃあ何故ハーツラビュルにした）。コメントありがとうございます！ (2020年5月5日 19時) (レス) id: bc0435b5c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2020年4月19日 20時
