【地縛少年花子くん】闇を抱える少女は希望がほしいです…

三十一話 ページ32

A目線

光「覚悟しやがれ花子！」

と変な形をした傘を花子くんの方へと振り落とす

花子くんはそれを肩で受け止めて

花子「''祓う,,ねぇ、、、君には無理だと思うけど？」

と傘を掴む

けど源光と名乗る少年は余裕の表情を浮かべ

光「そうか？」

というとバチバチィッ

と電気を散らしながら花子くんへと攻撃を与える

光「残念だったなァ花子」

花子「、、、ッッ！！」

とぐらっとしながら花子くんは倒れた

寧々「花子くん！」

寧々ちゃんの後に続き私たちは花子くんに駆け寄る

とても苦しそうに花子くんはうずくまっていた

すると少年は傘と思われていたものからあるものを出した

光「これは我が源家に代々伝わる退魔具''雷霆杖,,
持ち主の霊力を退魔の雷に変化して打ち出す霊杖だ
それに直接触れるとはとんだマヌケ野郎だぜ！！わはは！」

花子「う、、、」

と辛そうに少年の方をみる

光「これで終わりだァ！！」

とトドメを刺そうとしてくる

やめて、、、これ以上は

A「やめて！！これ以上はもうやめて！」

と寧々ちゃんが飛び出す前に体が動き花子くんをかばう

光「ぅあぶねっ
バッカ野郎！急に飛び出して来んじゃねぇ！！
お前から消滅させてやろうか！怪異め！！」

と次は私を襲いにかかるが

ふわっと前に寧々ちゃんが現れる

寧々「やめて！私のお友達に手を出さないで！」

光「ぅあぶねっ
またかよ！？何度も急に飛び出して来んじゃねぇ、、、です、、、」

と突然寧々ちゃんの顔をみて顔を赤らめてヘラヘラとなる

光「あの、あなたは、、、」

と寧々ちゃんと少年とで話出したので花子くんの様子を見にいく

A「花子くん、、、大丈夫？」

花子「あ、ああ大丈夫」

A「でも手が、、、」

花子「こんなのすぐに治るさ、、、それより」

と花子くんは素早くたち寧々ちゃんの後ろへ忍び寄ったあと

花子「ちぇバラされちゃた」

と少年へと包丁をだす

光、寧々「！！」

花子「あーあー、もうしばらくはヒミツにしとこうと
思っていたんだけどなァ、、、こい白杖代」

と白杖代に話しかける

花子「君の言った通りたしかに俺は人を殺した
でもカミサマが言ったんだ
この役目を全うできれば俺の罪は消えるんだって」

と変身してマントを翻す

カミサマ、、、カミサマがいるなら

どうして私はここにいるのかな、、、

存在価値なんてないのにね、、、


【続く】

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