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十九話 ページ20

A目線

私たちは急いで駆け上がり次の階へときた

そんな私たちには休んでいる間もなく

ジリリリリッ、、、

ジリリリリッ、、、

と、また電話が鳴った

光「 また、電話が… 」

また寧々ちゃんが受話器を取ろうとしたけど

花子「 こほん、もしもーし 」

それは花子くんによって阻まれた

ミサキ?『左腕、、、。あたしの左腕を探して下さいな
あたし、毎朝授業の前にお供えをして祠に祈るの。左と右で手を合わせて。
今日もみんなが健やかでありますように、、、急いでね。じきに、、、』

花子「 やぁ二番、久しぶり。俺の事、、、覚えてるよね? 」

と花子くんが親しく話しかける

ミサキ?『、、、』

ミサキ?さんはその花子くんの声で黙り沈黙が続く

ミサキ?『、、、じきに授業が始まるわ 』

プツン、、、

しばらくして帰ってきたのはいつもの言葉と電話の切れる音

寧々「知り合いなの?」

花子「 まぁ、七不思議同士だからね。ただのゴアイサツさ 」

と話しているうちに

ガコンッ

と砂時計が砂を落とし始めた

光「また腕探しかよ。めんどくせぇな おい花子!なんか他にねーのかよ!」

と源くんが痺れを切らしていった

花子「なんか?」

光「苦手なもんとか弱点とか」

花子「あるよ。」

寧々、光「え、、、」

花子「弱点ならちゃんとある。神の依代といって
七不思議に特別な力を与えてる。ま、電池みたいなもんかな」

ともっけちゃんが持っていたロボットの電池を抜きながらいった

花子「それを破壊されると七不思議は大幅に弱体化する」

光「それだ!どこにあんだよそのかみの。えーと…ノリシロ!?」

A「源くん違う、、、」

寧々「依代ね」

光「依代!どこだ!」

意外と抜けているところあるのね源くん、、、

花子「この境界の最深部」

寧々「最深」

光「部?」

花子「そのまんま、最も深い場所のこと。恐らくは
あの扉のずっと先、この階の1番上」

光「1番上ってことは」

花子「つまり」

とみんなは上の階段の果てを見た

花子「じゃ、張り切って登るぞー!」

寧々、光、A「おー、、、」

とても長い道のりになりそう、、、


【続く】

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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ!本当だ!!しのさんご指摘ありがとうございます(ーー;) (2020年3月9日 11時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか?間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます!私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお!二番目ですね!!では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵、うまいですね!私は2つ目の挿絵が好きです! (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます!!ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです!はい、更新頑張ります! (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒里夜桜 | 作成日時:2020年2月1日 12時

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