142日目 ページ47
ASide
A「いっつぁー…」
私はころんに噛みつかれた首を抑えながら莉犬と廊下を歩く。
次の体育の授業は出ようと思ってね。
莉犬「ころちゃんも、少しは理性のコントロールができるといいんだけど…」
手を後ろに組み若干前かがみになって私の隣を歩く莉犬。
A「吸血時間になると周りが見えなくなるお前ら、どーにかなんないの?」
すると莉犬はいたずらっ子のような笑みを浮かべた。
莉犬「どーにかなったら苦労しない。でもね、」
と言って莉犬は足を止め私に顔をズッと近づけた。
莉犬「俺も、みんなの前で見せつけるような吸血行為したいなぁ。」
A「は?」
莉犬「俺、目の前でAがころちゃんに血吸われてん見て嫉妬した。俺以外の
ヴァンパイアの吸血で、Aがトロトロになってんの見て、胸がザワッとした。」
A「トロトロって…」
莉犬「なってるよ?A、すっごく可愛いんだから。」
そう言うと莉犬は顔を離し
莉犬「じゃ、男子更衣室あっちだし、男子の体育今日外でサッカーだから。女子はバスケでしょ?」
とだけ言って駆け出してった。
A「なんだよ、アイツ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
体育着に着替えて私は一人で体育館へ向かう。
そこにはまだ誰も来ていなくて、どこかのクラスがやったのだろう、
バスケットボールがカゴに入って置いてあった。
私は1つボールを手に取りドリブルしてみる。
この変な気持ちを忘れるためにちょっと体を動かしてみようと思って。
クラスメイトが来るまでだったら、いいでしょ。
それから私は一人でドリブルしてみたりスリーポイントシュートを決めてみたりと、
一人バスケを十分楽しんだ。
しばらくして、ガラッと体育館のドアが開いた。
「あ!Aちゃんいるー!」
クラスメイトが入ってきたようだ。
「マジ!?今日1日見なかったから心配したよー。」
「それはいつもでしょ。」
抱きつかれながら私は小突かれたりする。
教室行ってなくても、友だちはちゃんといるんだよ。
〜もしもすとぷりメンバーがヴァンパイアだったら?〜___終了
ネタがなくなったね。
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ななみ - このお話大好きです。いつでも無理なく頑張って下さい。 (2021年11月1日 21時) (レス) @page4 id: 304044b1bd (このIDを非表示/違反報告)
プラス. - モトキさん» あっ…(察し なんか、ごめんなさい… (2020年9月28日 7時) (レス) id: 748c2317a6 (このIDを非表示/違反報告)
モトキ(プロフ) - 日常でビリビリペンどころか小型スタンガン持ってるクラスメートがいるのと心臓だけじゃなくて脳にも悪いのではと突っ込んでしまった今日この頃なんですけれども…← (2020年9月27日 22時) (レス) id: 79798822f0 (このIDを非表示/違反報告)
プラス. - 咲夜さん» 楽しみにしてくれてるんだ…!嬉しいなぁ。そして優しいなぁ。ありがとうございます! (2020年9月22日 8時) (レス) id: 748c2317a6 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 次もとても楽しみです!無理なく頑張ってください!! (2020年9月22日 1時) (レス) id: 447a5b673e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プラス. | 作成日時:2020年8月11日 11時