すとぷりの専属マネージャーに配属されたんだけど、仕事が多すぎだろ！ 【３】

９７日目 ページ2

じゃ、リクエストいきますかっ！


ASide

今日、私は莉犬と街をブラブラしていた。

まぁ、なんでそーなったか、成り行きは気にすんな。

莉犬「Aー！クレープ食べよ！」

A「さっきいちご飴食べたばっかだろ。」

そんでもって現在進行形でタピオカも飲んでる。

A「タピリ終わったら買いに行こ。」

莉犬「はーい。」

わかりやすく残念そうにする莉犬。


「あれ、A？」

呼ばれたので私は後ろを振り返った。

で、目を丸くして知らん振りをして歩こうとしたが腕を掴まれた。

「ねぇ、待ってよ。私のこと覚えてるでしょ？覚えてないはずないよね。」

莉犬「A？」

「彼が今担当してる子？誰？見たことないけど…？」

そう言って意地悪そうに笑うこいつ。

「私の名前は“佐々木奈美”ｻｻｷﾅﾐ」←作者が勝手に作った名前だからね！

A「莉犬、気にしないで。行こ。」

そう莉犬を促して歩き出す。

「今度お話しましょ。お願いしたいことがあるの。」

そんな声は無視して。



そう、こいつは私が前に担当していた女優だ。

当時彼女は無名な女優だったが、私が担当してから一気に売れた。

ともに人気もすごい上がった。

が、私が彼女に暴力を振るい、契約は即解除。

暴力、といっても、軽く肩をポンとしただけ。

暴力を振るったつもりなんてもちろんない。

そのことは世間には伏せてはあるが、いつバラされてもおかしくない。

そのことから考えて、今回は彼女はそれをネタに私を脅し、もう一度契約を結ぼうとしているのだろう。

今、若手の女優が出てきて人気が少しずつ落ちてきている頃だろう。

焦っていてもおかしくない。

どーしたものか…。


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〜作者の余談〜

応援コメントありがとうございます！！


屋上で寝ていることに結構反応されてて驚きました。

私にとったらそれがフツーだったのでw

今になって「あぁ、屋上で寝るってフツーじゃないのか」と思いました。

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