簡潔に ページ15
「なんでってお前、新聞見てねーのか?」
「ここ1週間くらいは見てないね、ずーっとこの島にいるから。なになに?なんかあったの?詳しく!」
「……あー、まあ自分で新聞見ろよ、全部わかるぜ」
エースは少し気まずそうに目線を斜め上にずらす。
「…しゃーねーな、そうする。じゃあ、簡潔によろしく。」
「おう!ルフィと俺兄弟なんだ!義理だけどな!」
「簡潔すぎる、信じられない、根拠を出せ」
「文句ばっかでうぜぇ!お前が言ったんだろ泣き虫!」
何故か、エースが頭を掻きむしっている。
ﾅﾝﾃﾞﾀﾞﾛﾅｰﾌｼｷﾞﾀﾞﾅｰ
「とにかく!ルフィと兄弟なんだけどよ、この前アバラスタでルフィと会ったんだ。」
「ルフィ、もうアバラスタなんだ」
「おう、そんで話してるとき、お前のことしか話さないんだよ」
「……うん」
「で、ルフィの仲間に聞いたら…コレだって。」
そう言ってエースはそっと小指を立てる。
「心配すんな、俺は応援してるぜ?その…だからさ、怖いからその傘アッチ向けてくれない?当たんねぇよ?」
「なるほど火拳、その言動は私が能力を使った技に悩んでいるのを見越した上でのそれなんだね。」
「いや、ちょっと……ハハハ」
「いいじゃんいいじゃん、当たらないんでしょ?」
「ギャァァァァァァァァ!!」
==============
「あれ、アイツいなくなってる」
あれからずっと、休憩をはさみつつエース相手に悪魔の実を試させてもらった。(本人の許可無し)
やはり敵との距離感を掴みながら訓練したいからね。仕方ないね。
まあなんだかんだ言ってアドバイスも出してくれたし、それなりに乗り気ではあったのかもしれない。
実際に役に立つアドバイスがたくさんあった。是非活用させていただこう。
この島にこもって数日経ってるだろうから、そろそろ急いで港へ向かったほうがいいかも。
「エース?今居るかどうか知んないけどまたねー」
そう言って急いで島を出る。
船にはギリギリ間に合った。
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まっだこ(プロフ) - しーちゃんさん» コメントありがとうございます(人 •͈ᴗ•͈)楽しんで頂き嬉しいですやったー!これ見てめっちゃやる気出ました感謝です!! (2022年10月10日 21時) (
レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - いつも楽しませてもらっています！更新頑張ってください！ (2022年10月5日 19時) (レス) @page37 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - たろ。さん» コメントありがとうございます🙇更新遅くてすみません…たろ。さんの楽しみにねっていれば嬉しいです! (2022年6月19日 13時) (レス) id: 6f670d7073 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年6月1日 14時) (レス) @page26 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ - みーさん» コメありがとうございますm(_ _)m私もエースの所は原作もアニメも号泣しました。この話は結構時間をかけて考えたので感動していただき嬉しいです!応援ありがとうございます!頑張ります! (2021年10月12日 21時) (レス) id: 6f670d7073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっだこ | 作成日時：2021年8月10日 10時
