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ごめん、それこっちの台詞

「何故居るのだ、学校はどうした?」

キ「今日は終業式だから午前中で終わり、そして今日からはれて夏休み〜」

と、満面の笑みで手を振る


何で手を振ってるかは知らん


「して?何をしに来た?」

キ「夏休みと言えば楽しい行事」


「?お、おう」

キ「そしてそれを拒む数々の課題」

「断る!」


キ「まだなんも言ってねーわ」

「では言ってみたまえ」

キ「A手伝え!」


「一昨日私を散々バカにした罰だ!自分だけで終わらせたまえ!」


キ「そんなこと言うと、必殺技を出すぞ」


は?
必ず 殺す 技?

「いや、既に死んで…」

「食らえー!塩攻撃ぃ!!」




馬鹿野郎!

塩なんてまくな!!


部屋が汚れるでしょう!!

ここ畳だから掃除しにくいんだよ!



キ「え、全然効いてないじゃん」

「市販薬が効くか!専門家を呼べ!専門家を!」


「全く…」と言って素手で塩を集める


キ「え、なんかごめん」


え、謝らないでよ

調子が狂うじゃん


するとキヨもしゃがんで一緒になって掃除を始める

「あーあ、いいよキヨ、後で掃除機かけるし」

キ「いや、割りと反省してる。これお詫び」

と水のはいったペットボトルを私に出す


なーんだ!意外に気が利くじゃーん!

「ありがとう」と言って受け取る



事が出来なく

ペットボトルはキヨが持ったまま

キ「あ、幽霊って物触れない感じ?」


いや、そんなことはない

能力の一部を使えば触れる

でも触れないってことは


「何故、神社の清水がここにあるのだ?キヨ」

キ「ありゃ、バレた?」

アホか?バレるわ


「残念だな、それでは私を消したりは出来んよ」

キ「へー、ちなみにどうしたら消える?」


聞いてどうするよ、私の事消したいのか?


でもま、教えてやるか

部屋の中央にまで来た私はその場に腰を下ろした

キヨも私の目の前で座っていた


「霊は未練があるからその場に溜まり続ける、だからその未練さえ叶えてあげれば霊は留まっている理由がないから成仏出来るのだよ
しかし、私は自分の未練を忘れてしまったからね、消すことは多分できないよドンマイ!!」

ニコッと笑ってキヨを見る

キヨなら「なんだよー!」とか騒ぐかと思ったけど



少し違ったみたい

キ「未練って最後の願いだろ?それ叶えたら幸せになれんじゃねーの」


どうして?


キ「それ叶えないでずっと留まってるとか」


どうして君は


キ「そんなの辛いだろ!」



そんなに悲しそうに怒るの?

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作者名:らい | 作成日時:2018年1月19日 14時

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