真夏のワスレナグサ【キ.ヨ】 (ページ4)

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取り敢えず、解散って事にしてアイツらとは別れた

そして、俺の目の前には

女の幽霊

キ｢あ、じゃあアンタもう死んでんだ？｣

｢おい、もうちょっと丁重に扱え、呪い殺すぞ｣

うわ、慈悲もクソもねぇなコイツ

…チョップした俺が言えた口じゃないか

｢して？なにしにここへ来たのだ？｣

キ｢ん？｣

｢いや、理由もなしに人ん家に上がり込んだりはせんだろ？｣

キ｢あー、肝試し｣

｢休日の昼間now｣

コイツ本当に死んでんの？

なんかノリいいし
死んでるように見えないし

パシーン

｢いっっっった！！！何すんだよ！！！｣

ふつーに触れんだけど

てか、口調

マジで女？

キ｢お前さ、本当に幽霊？｣

｢幽霊だ！証拠見せてやろうか！｣

何故か自慢げ

キ｢なにできんの？早くやれ｣

｢さっきっからマジで失礼な奴だな｣

キ｢早くしろ殴るぞ｣

｢DV反対！｣

そんな事を言いながら何かを用意する

｢見とけよ｣

すると部屋にある小物が動き出した

キ｢は！？今のどうやんの？｣

｢ふっふっふー、これは死後に貰える特殊能力の一部さぁ！今やったのは、まぁありがちなヤツ｣

キ｢へぇーすげぇー｣

｢どうだ！見直したか！我にひれ伏せ愚民が！｣

と胸を張る

あ…胸…

キ｢…ちっちゃ…(ﾎﾞｿ｣

｢マジで殺すぞ、おい｣