crazy love (ページ38)

今日:6 hit、昨日:22 hit、合計:35,452 hit

※ ページ38

松倉side

辰哉さんとそういう関係になってから約2ヶ月、、

さすがに2ヶ月間毎日していたかと言われれば違うけど、それでも毎日のように辰哉さんを感じていた

初めは行くのが憂鬱だったけど、日が経てにつれ何も感じなくなっていた

その日も、辰哉さんと事を終え帰ろうと自分の教室に戻った

(あっ、、来たぞ)

俺が教室に入った瞬間ざわめきだす教室

教室の中には5人ほどの男子がいた

その男子たちは獲物でも見つけたような目で俺を見ていた

(なぁ海斗。お前、辰哉先輩とヤってんだろ？)

『えっ、、』

(なぁ、俺らにもヤらせろよ)

そう言いながらジリジリと俺を壁の方へ追いやってくる

辰哉さんには感じられない、理性のない猿みたいな、、

恐怖でしかなかった

それに、、なんで俺と辰哉さんの関係を知ってんだろう

全てに恐怖を覚えて目からは涙が溢れていた

(コイツ、泣いてるぜ？可愛い〜)

そう言った男が無理やり俺の唇に噛み付いた

嫌だったし、キモかった

その後もされるがままにされたけど、辰哉さんに感じる程の快楽はなくただ気持ち悪くて吐きそうだった

それが終わった後、そこにいた男子たちは片付けもせずに帰ってしまった

自分が座らせられている机の周りには誰のものかも分からない液体が飛び散っていた

疲れとかそういうのじゃなくてただもう心が壊れていた

片付けしないとと思うけど、全く体が動かなかった

そんな時

辰「あー派手にやられたな〜」

そう言いながら辰哉さんが教室に入ってきた

『辰哉さん、、』

辰「俺との関係バレたの？」

『はい、、』

辰「ソイツら勘が鋭いね」

そう言いながら俺の周りを掃除し始める辰哉さん

その優しさが嬉しくて温かくて、

『辰哉さん、、俺、、』

辰「今から俺ん家来る？」

その辰哉さんの誘いに大きく頷いた