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松倉side
事の始まりは中学1年の時
俺は、バレー部に所属してて熱心に練習してた
そして、隣ではバスケ部が練習していて、俺のトラウマの原因の人、、2年上の辰哉さんもいた
その当時からチャラついた見た目に甘ったるい香水
近寄り難い存在だと思ってた
だけど、たまに声をかけてくれる優しい先輩だった
そして、俺はクラスの中では何故か女子よりも男子にモテた
友達から聞いた話では俺の見た目が可愛いからだと、、
その言葉に吐き気を覚えてたけど、特に気にすることなく生活していた
けど、ある時事件が起こった、、
それはとある夏のある日
鍵当番を任されていた俺は体育館の全てを見回りをしていた
『誰か、、いませんか?』
そう言いながら開けた体育準備室
するとそこには
辰「あぁ? 松倉?」
辰哉さんがマットの上で上裸の姿で寝転んでいた
そしてその隣には、、
『っ、、』
下着姿の女の人が辰哉さんの首元を舐めていた
俺は驚いて、その場から動けないでいた
すると
辰「今日、気分じゃないわ〜」
なんて言いながら辰哉さんは女の人を無理やりマットの上から下ろした
女の人も嫌そうな顔をしながらそのまま体育館を後にした
辰「ねぇ、松倉?」
『あっ、、はい、、』
辰「興奮した?」
『え? 』
辰「今の見て興奮した?」
今の俺だと意味が分かっていたけど、その時の俺はまだ本当に純粋で辰哉さんの言っている意味が分からなかった
辰「まだ、松倉には早いか、、」
『なんの、、ことですか?』
俺がそう尋ねれば口元をニヤリとさせて俺の方に近づいてくる辰哉さん
辰「ねぇ、俺と秘密のことしない??」
当時人気だった辰哉さんとの秘密のこと、、
俺はなんの事かもさっぱり分からないまま頷いてしまった
そう、、
これが俺の人生が崩れ始めたきっかけとなった
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作者名:妃愛 | 作成日時:2021年7月23日 16時