検索窓
今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:35,432 hit

ページ36

松倉side


事の始まりは中学1年の時

俺は、バレー部に所属してて熱心に練習してた


そして、隣ではバスケ部が練習していて、俺のトラウマの原因の人、、2年上の辰哉さんもいた


その当時からチャラついた見た目に甘ったるい香水

近寄り難い存在だと思ってた

だけど、たまに声をかけてくれる優しい先輩だった



そして、俺はクラスの中では何故か女子よりも男子にモテた

友達から聞いた話では俺の見た目が可愛いからだと、、

その言葉に吐き気を覚えてたけど、特に気にすることなく生活していた



けど、ある時事件が起こった、、


それはとある夏のある日

鍵当番を任されていた俺は体育館の全てを見回りをしていた



『誰か、、いませんか?』


そう言いながら開けた体育準備室

するとそこには


辰「あぁ? 松倉?」


辰哉さんがマットの上で上裸の姿で寝転んでいた

そしてその隣には、、


『っ、、』


下着姿の女の人が辰哉さんの首元を舐めていた


俺は驚いて、その場から動けないでいた


すると

辰「今日、気分じゃないわ〜」


なんて言いながら辰哉さんは女の人を無理やりマットの上から下ろした


女の人も嫌そうな顔をしながらそのまま体育館を後にした


辰「ねぇ、松倉?」

『あっ、、はい、、』

辰「興奮した?」

『え? 』

辰「今の見て興奮した?」


今の俺だと意味が分かっていたけど、その時の俺はまだ本当に純粋で辰哉さんの言っている意味が分からなかった


辰「まだ、松倉には早いか、、」

『なんの、、ことですか?』


俺がそう尋ねれば口元をニヤリとさせて俺の方に近づいてくる辰哉さん


辰「ねぇ、俺と秘密のことしない??」


当時人気だった辰哉さんとの秘密のこと、、

俺はなんの事かもさっぱり分からないまま頷いてしまった

そう、、

これが俺の人生が崩れ始めたきっかけとなった

※→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
182人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:妃愛 | 作成日時:2021年7月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。