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中村side


「え?、、」

宮「だから俺、如恵留と付き合ったんだよ」


久しぶりに行ったバイト先で、驚きの事を伝えられ頭が真っ白になる


「付き合った?」

宮「うん」

「誰が?」

宮「俺が」

「誰と?」

宮「如恵留と」

「嘘?」

宮「ほんとだよ。なんで信じねぇんだよ」


いつそうなった、、、
なんでそうなった?
如恵留くんと宮近さんが?恋人? カップル?


宮「なんでそんなに理解出来ないんだよ」

「如恵留くんにワイロでも渡したんすか?」

宮「なんでそうなるんだよ。如恵留から告ってきたんだよ」

「、、、」

宮「なんで黙るんだよ」


あの、色恋話のひとつも聞いたことないお堅い如恵留くんがまさかバイト先の先輩、、しかも宮近さんと?

しかも如恵留くんから告った?
明日地球爆発するのかな、、


宮「なんで、絶望してるんだよ」

「明日、地球爆発するのかなって思って」

宮「なんでだよ!!」

「なんか、如恵留くんはもっとおしとやかな人選びそうだったから、、」

宮「俺、おしとやかじゃないの?」

「うん。全く」


俺がそう言えば、急に頭を抱える宮近さん

なんでお前が頭を抱えるんだよ

なんで絶望的な表情してこっち見てくるんだよ


「まぁ、、、おめでとうございます、、」

宮「ありがとう海人〜」


そう言って今度は抱きついてくる宮近さん

いや、この人の情緒、不安定すぎるだろ


宮「ほんとに如恵留優しくてさ」

「はい」

宮「車乗る時もドア開けてくれたり」

「はい」

宮「てか、お前興味ある?」

「あ〜。ないっすね」

宮「興味持てよ〜」


そう言いながら宮近さんの惚気は止まらない

俺は適当に相槌を打ちつつ、最近会っていないまつくの事を考える

しめしずのことがあったから、まつくに会えなかったけど、久しぶりに会えるかな、、

バイトが終わったらあそこに行こう

今日もいるかな、、

いて欲しいという願いを込めて、今はバイトに集中した

・→←☆



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作者名:妃愛 | 作成日時:2021年7月23日 16時

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