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中村side


「はぁ、、」

龍「海人?どうかしたの?」

「別に、、、」


次の日の昼休み

屋上でしめと一緒にお弁当を食べていた俺は昨日の彼を思い出して1つため息をついた


龍「うっそだ〜」


なんて言いながら俺をこちょこちょしてくるしめだけど今の俺には一切効かない


龍「えっ、。海人にこちょこちょが効かないなんて」

「お前、まじでやめろよ」

龍「彼女に振られたの?」

「俺、彼女いねーよ」


「じゃあなんでよ」とほっぺを膨らませながら聞いてくるしめ

「だからなんでもねーって」

そんなやり取りをしていると



キャーーーーー



下から女の黄色い声が聞こえてきた

龍「あの子かな?」

「あの子って?」

龍「ほら、1年の」

「松田元太?」

龍「そうそう!顔良くて運動できてモテる子!」


そう言って、フェンスのところから下を覗きに行ったしめ

松田元太。入学当初からずっと人気のある生徒

まぁ、あの爽やかな笑顔を見せられたら落ちない女なんていねーか


龍「やっぱイケメンだわ〜。俺もモテて〜」

「しめだってモテるだろ」

龍「だってブスにしかモテないじゃん」


「俺は可愛い子がいいの」なんて腹黒い発言をしながら俺の方に戻ってくるしめ。

可愛い顔して腹黒。

みんなの前ではニコニコしているけど、笑顔の裏には悪魔がいるって感じ


「お前、怖いよな」

龍「えっ?そう?」

「けど、お前彼氏いるんだろ?」

龍「うん。けど、最近しずと会えてないんだ」

「バスケ?」

龍「プロ目指してるから仕方ないんだけどね」

「まぁそうだよな」


しず不足、、なんて言いながら俺に抱きついてくるしめ


「俺、閑也じゃないからな?」

龍「人肌の温もりが欲しいのっ」


なんて頭を俺の腹にグリグリと押し付けてくる


可愛いとこもあんじゃん

なんて思いながら昨日の彼の姿を思い出していた

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作者名:妃愛 | 作成日時:2021年7月23日 16時

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