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滝修業を終え、丸太担ぎもなんだかんだ完了した。
それは善逸も同じで、気付いた時には上裸になってたよ。
「無理っ!押せるか!こんなもん!!!」
善逸が投げ出したくなる気持ちも分かる。
師範にみっちり扱かれて、足腰鍛えてきた俺ですらビクともしない。
やめたい、と思ったら、師範には竹刀で指導された。
だけど、悲鳴嶼さんの場合はその辺は優しい。
過酷ではあるが、強制ではない。
やめたいと思ったら下山してもいいことになっていた。
「俺、今回の訓練で気づいたわ。今の柱たちがほとんど継子いない理由。」
「何ですか?」
先輩たちは言う。
修業が辛すぎて逃げてしまう、だとか。
善逸の様に、柱との違いに打ちのめされて心折れたり、だとか。
「こういうのを当然の様にこなしてるんだろ?鏡月。」
唯一の継子である俺に、村田が視線を向けてきた。
「鏡月さん、そうなんですか?」
「いや?別にここまで過酷じゃないけど?」
「え?え?例えば、どんな?」
「
そう言うと、みんなが俺を見ていた。
半眼で。
他にもあるけど、これ以上俺が心を折るのも違うと思うから口を閉じる。
「はぁ…柱ってやっぱすげぇわ。」
「そうですね……」
それに一つ頷いて、俺も同意した。
持ったままだった
「ん…炭治郎の
「え?」
「鏡月、頼むから日本語で話してくれ。」
「ん?あぁ、
「俺、炭焼き職人の息子なんで!料理は火加減!」
「
いい嫁になれるね。
なんて、思いながら手の中に残ってる
「んん…紫音、らめ……ぇ。」
「善逸?」
善逸の声と炭治郎の視線で、俺も自分の膝へ視線を落とす。
いつの間にか寝ていた善逸。
悩ましげな表情で、寝言を言ったらしい。
「
俺だけが見ていい善逸は、忘れてもらわないとね。
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春月是駒(プロフ) - すずめさん» ありがとうございます!書ききれるように、頑張ります! (12月9日 14時) (レス) id: 6d8cf13a77 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ(プロフ) - めっちゃ好きです…応援してます (12月9日 13時) (レス) @page45 id: 200c70ae26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春月是駒 | 作成日時:2023年8月19日 18時