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「朝比奈さん！キンプリさんの出番、5分早まりました！お願いします！」
慌ただしく駆けていくスタッフを横目に緩く返事をすればわかったね？！と念を押される。
もう１ヶ月経つのに心配されてる。私はなに？
「───あれ、珍しいじゃんどうしたの」
楽屋を除けば珍しく静かな6人の姿。
何事かと思えばしゅんとした、末っ子が私の前に衣装を持って来た。
私よりも全然高い身長なのに小さく見える。
わんこだ。
「どうしよう！破けちゃったの！」
「え？」
「昨日までは平気だったのに」
衣装を見せてもらえば肩のところが破けていて、これ、絶対故意的だなって思いながら海くんを見つめる。
(・・・ほんと、犬っぽい)
「あのね、5分出番が早まってあと10分なのね」
「えっ」
「え、なんで泣くの？これ借りていい？」
「───なにすんの」
何故か未だ私に警戒心の強い、神宮寺くんは海くんの衣装を私から取り上げる。
そんな悪いやつかな。私。
「時間がないの、貸して」
「だからどうするの、あと10分だよ？」
「────私がそれ治してあげるから」
私だって、そこそこできるんだからね。
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m(プロフ) - kaxx23skさん» ありがとうございます！がんばりますね！ (2019年1月2日 23時) (
レス) id: cd474f0c12 (このIDを非表示/違反報告)
kaxx23sk(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m | 作成日時：2018年12月25日 0時
